昭和風情の駅と町 桐生市 服部一人
群馬県桐生市といえば、鉄なら上毛電鉄がすぐに思い浮かぶところだ。上毛電鉄は懐かしい井の頭線の車両が走っている。その東の終点が西桐生駅。昔ながらの外観が保たれていてレトロ感いっぱいでとても好感が持てる。
駅だけでなく、このあたり(桐生、館林、太田、足利、伊勢崎など)の町はところどころに懐かしいというか、古びた町並みが残っていて写真を撮りながら歩くのがなかなか楽しい。もう30年くらい前だけど写真家の武田花が「眠そうな町」という作品で木村伊兵衛写真賞を受賞したことがあった。作品はこのあたりの町に取材したものだ。
現地に行ってみて「眠そうな町」というタイトルが実感できた。季節も天気も良い穏やかな日だったので、家並みがそろって昼寝をしているように見える。人通りが少ないのでなおさらそう見える。
歩き疲れたので、カフェではなく団子屋に入ってみつ豆を食べて休憩した。丸一日、昭和の風情に浸って散歩を楽しんだ。
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