のどかな竜ヶ崎線 服部一人
東京近郊の未踏破路線をめぐる旅、関東鉄道竜ヶ崎線である。実際には学生時代に1度行っているのだが、あまりに昔すぎて詳細を覚えていない。ほとんど初訪問のつもりで行ってきた。
起点の佐貫はJR常磐線の龍ケ崎市に隣接。改札を出たちょっと先にある1線1面の小さな駅。終点の竜ヶ崎までは5キロもなく、線形もほぼ直線、列車も1閉塞で通勤時を除き単行DLが行ったり来たりしているだけ。途中駅も入地というひと駅があるのみ。すべてにおいていたってシンプルだ。
沿線風景も途中駅の入地まではわりと家並みが続く。入地から竜ヶ崎までは田んぼや畑が広がるのどかな田園地帯を走る。終点の手前で少し人家が増え、スーパーの駐車場のような空き地の脇を通って到着。10分もかからない。竜ヶ崎には小さな車庫があり、DLが日がな昼寝している。
途中駅の入地は単純な無人駅だが、ローカル線の風情はある。待合室に貼ってあったポスターによれば開通120周年記念だそうで、こんな短い鉄道が長い歴史を持ち、よくぞ今まで残っていたことに少し驚く。
FUJI X-100F XF23/2 VOL.1491
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