コデ165 伊豆箱根鉄道大雄山線 服部一人
先日、大雄山車庫でのコデ165見学会に行って来た。コデは現在は工事用車両だが、1996年まではモハ165を名乗って電車として活躍していた。元をたどれば昭和3年に鉄道省向けに作られた電車なので、ずいぶんと長寿で貴重な車両なのだ。
数年前まで黄色い派手な塗装だったのだが、その後シブい葡萄色に塗り替えられて、こちらの方が断然似合う。今回の見学会は大雄山駅の構内を定期列車の合間を縫って数往復するというものだったが、今時のカラフルな電車に混じっても重厚な存在感があった。
*大雄山車庫は通常は見学等の内部公開はしていません。今回は伊豆箱根鉄道の協力のもと開催された見学会です。写真はすべて許可を得て撮影されています。
この西武カラーも今となっては懐かしい電車だ。西武多摩川線あたりでよく見かけた風情だ。
FUJI X-T3,T2, XF16-55/2.8, 90/2 VOL.1510
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コメント
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こんばんは。はじめまして。
冒頭の車両、大雄山駅横の車庫に休んでいるのを見かけたことがあります。当時はまだ黄色の車体でした。
昭和3年製造の車両とは、よくぞ今まで残っていてくれたと思います。メンテナンスも大変なのではないかと思いますが、人の手をかけ続ければ、こうして現役で走ることのできる状態を維持できるのだと、改めて感心しました。
吊り掛け駆動の音を響かせて走るところを、一度見てみたいものです。
投稿: 風旅記 | 2022年12月13日 (火) 00時03分
風旅記さん、こんにちは。当ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
コデ165は伊豆箱根鉄道のお宝ですね。適切なメンテナンスのおかげで状態も良く、この時は駅構内を少し走るだけでしたがモーター音も懐かしく風格ありました。
おっしゃる通り、ぜひ本線を走行する姿が見たいものですね。
投稿: ハットリ | 2022年12月31日 (土) 12時02分