1980年代初頭のソビエト連邦(ロシア)のトラム 服部一人
いま青山のギャラリーで写真展をやっているのだが、その展示写真を選ぶために40年前の古い旅行の写真を整理していた。当時ソビエト連邦と呼ばれていた今のロシアなどを旅行したのだが、行く先々でトラムの写真を撮っている。当時のソビエトはちょっとした人口規模の都市に行くと必ずと言っていいほどトラムが走っていて、街を散歩しながらいろいろ写真を撮っている。
印象に残っているのは女性の運転手が多かったことで、これは当時の日本では見られなかったことだった。いま写真を見ると、二軸単車があり、ポール集電がありといった具合でファンの視点で見ても興味が尽きない。
写真展は来週月曜日までやっています。ここに載せたトラムの写真が全て展示されているわけではないのですが、40年前のインドやロシア、中国の街のスナップショットです。猛暑にコロナの状況下で、ぜひお越しくださいとは申し上げられませんが、ご無理のないようによろしければご覧になってくださいませ。よろしくお願いします。
服部一人 写真展 「 初めての旅 」
会期 2021年8月29日(日)〜 9月6日(月) 12:00〜19:00(最終日16:00) 8月31日(火)お休み
会場 ギャラリー・ストークス
〒107-0062 東京都港区 南青山6—2−10 TIビル4階
TEL.03-3797-0856 (東京メトロ 表参道駅 B1出口)
https://gallery-storks.com/index.html
VOL.1523
« LongDistance ☆○☆ 昼と夜の隙間 その11 ☆○☆ 梅村貴子 | トップページ | 遥かなる旅愁-寂しげな夏 深川俊一郎 »
「服部一人」カテゴリの記事
- 万葉線を訪ねる 服部一人(2025.02.05)
- 福井駅のトラム 服部一人(2025.01.24)
- 富山駅のトラム 富山地方鉄道 服部一人(2025.01.12)
- 「Rail-On 謹賀新年号 2号車」 服部一人 (2025.01.03)
- 2024 今年の1枚 阪堺電車モ161松虫 服部一人(2024.12.31)
コメント
« LongDistance ☆○☆ 昼と夜の隙間 その11 ☆○☆ 梅村貴子 | トップページ | 遥かなる旅愁-寂しげな夏 深川俊一郎 »
写真展を拝見後,家で図録を見直して二度楽しませていただきました。国によって作風が変わるほどに各国の印象が強烈だったのが伺える一方,服部さんらしさは不思議と昔も今も一貫しているように感じられました。
投稿: MATSU | 2021年9月 6日 (月) 23時34分
こんにちは。
先般は写真展にご来場いただきまして本当にありがとうございました。
当時の東側諸国は今と違って情報も少なく、行って見るまでどんな感じなのかわからないという楽しみがありました。
このロシア以外にも80年代後半から90年代初頭にかけて東ヨーロッパのトラムを撮った写真がまだ少しあります。いずれ当ブログにて発表していきます。
今後ともよろしくお願いします。
投稿: ハットリ | 2021年9月16日 (木) 13時40分