路面電車紀行-秋天の熊本市電③ 深川俊一郎
ラッピングをしていないシンプルな塗装の旧型車が、鉄の音を響かせてやってきます。
素朴な姿が街の風景に馴染んで、なかなかいいものです。
いぶし銀
大切に磨き込まれた旧型車は、鈍く光り輝いていた。
熊本市電 車内 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ
城下町
繁華街の電停からは、線路の真正面に熊本城がそびえ立つ。
熊本市電 通町筋 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ
急カーブ
ユニークな造形の急カーブを、重い鉄の音を響かせながら古参の1063号がやって来た。
熊本市電 河原町-慶徳校前 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ
鉄の響き
1063号は昭和26年製。現存する熊本市電最古の車両で、全国唯一の廣瀬車輛(昭和27年廃業)製。
熊本市電 河原町-慶徳校前 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T* RDPⅢ(+1)
西日やわらか
変わりゆく街を、変わらない市電が行く。
熊本市電 祇園橋-呉服町 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ(+1)
Vol.1548
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コメント
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変わりゆく時代を、変わらない男が撮り続ける……。架線も美しいです。
投稿: 江戸川静 | 2021年11月18日 (木) 17時35分
江戸川静さま
いつもご覧いただきありがとうございます。
最近は街の市電に惹かれています。うるさい架線も絵になるものです。
投稿: 深川俊一郎 | 2021年11月18日 (木) 23時35分