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2022年7月

2022年7月30日 (土)

久方ぶりの長野  220730  太和田光一郎

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久方ぶりの長野出張の折に、スナップした新幹線の写真をご覧ください。

新宿からあずさ号で行くか、ギリギリまで迷ったんですが、結局、長野からしなの号に乗り換えて木曾福島駅で下車しました。

ここのところよく使っていた500mmは、置いてきたので本当に楽な撮影行でした。(笑)

 撮影:2022.7.24     北陸新幹線 東京・長野駅

Nikon Z7Ⅱ FD35mm F2S.S.C ・ Z70-200mm F2.8

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Vol.1638

 

2022年7月27日 (水)

早い梅雨明け-小湊鐵道2022水無月  深川俊一郎

驚くほど早かった6月の梅雨明けに、季節が彷徨っています。
何かが違う…そう、静かなのです。まだ頭上でセミが鳴いていない。足元で虫が歌っていない…

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早すぎる夏
猛暑続きでも何かが違う空白の夏。
小湊鐵道 飯給-月崎 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ

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草いきれ
初夏の名残が線路端に溢れていた。
小湊鐵道 上総大久保-養老渓谷 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ

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放課後
日陰が恋しい一本道。
小湊鐵道 上総川間-上総鶴舞 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ

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真夏の空間
静かすぎてどこか寂しい真夏の空間。
小湊鐵道 月崎-上総大久保 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ

Vol.1637

2022年7月24日 (日)

写真整理していたら出てきたポラSX-70   服部一人

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昔の写真を整理していたらポラロイドSX-70で撮影した写真が何十枚も出てきた。撮ったことはよく覚えているが、もう長らく見ることはなく袋に入れて無造作に整理箱にしまってあった。

だいたい2000年 頃に撮ったものが多い。この頃はどこかに撮影に行く時、たいていはSX-70を持参して気まぐれにシャッターを押していた。ポラSX-70独特の色調、真四角の画面、手のひらに乗る大きさのプリントなど、これはこれでなかなか可愛い。

最近は若い人の間でフジのチェキが流行っている。僕も1台持っているが、たしかに楽しい。デジカメの時代になってから撮影後すぐに結果が見られるが、でも小さなプリントになって出てくるというのはまた格別の喜びがある。

今では僕のSX-70は飾り物になってしまっているが、このカメラもコンパクトな折りたたみ式で、いま見ても美しいカメラだ。

古い写真はモニターで見るよりはこうして紙の状態で見たほうがより懐かしい気がするのはなんでだろう。

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POLAROID SX-70                                            VOL.1636

2022年7月21日 (木)

LongDistance ・・・ どしゃ降りWonderland 石北本線 遠軽駅 ・・・   梅村貴子

以前は石北本線と名寄本線が分岐する要衝であった「遠軽駅」は、1989年に名寄本線が廃止されたことで石北本線だけがスイッチバックする数少ない平面スイッチバックの駅となりました。時間帯によっては、駅の手前は列車が出たり入ったりが繰り返され、まさにwonderlandです…220721_001

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___220721_003 右は旭川方面、左は北見方面への線路がわずかの間並行しています____

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お天気はどしゃ降りでも、あっち向いてこっち向いてと楽しいものは楽しいのであります。

JR北海道 石北本線 遠軽駅近く
Sony α7R3・α7M3 / FE16-35mmF4・FE70-200mmF2.8M2(トリミングあり)
vol.1635

2022年7月18日 (月)

TOKYO RAILWAY  220718  太和田光一郎

前回に引き続き、以前から欲しかった500mmのF4.5Lで撮った東京メトロのスナップです。

青春時代の憧れの女性(レンズ)と再会・・・。そして、デートを楽しむような撮影行でした。

Pmd_6642k_置ピンで入線を捉える。蛍石とUDレンズを1枚ずつ使用した、逆光に強い6郡7枚のレンズ構成だ。AFレンズによくあるピントの迷いが無いので、追いピンも自在だ。(東京メトロ丸ノ内線 国会議事堂前) Pmd_6635k_2カーブのホームに設置されたホームドア。さすがは単レンズ、前後のボケ味がいい。(東京メトロ丸ノ内線 国会議事堂前)Pmd_3751k_爽やかな笑顔に惹かれて、車内の中吊りをクローズアップ。(東京メトロ 日比谷線)Pmd_6712k_SSを1/80secまで落として乗客をブラしたが、ボディ内のブレ防止機能の驚異的な効果で、自動改札機は見事に止まっている。(東京メトロ 千代田線 大手町駅)

1981年、NFDとなって登場した白レンズ。発売当時は世界トップクラスの描写性能だった・・・。それにしても初代のF-1と良く似合う。(オマケ・写真下)

撮影:2022.6.25・7.12   Nikon Z7Ⅱ NFD500mm F4.5L

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Vol.1634

2022年7月15日 (金)

キハ40ふらの号走る!  深川俊一郎

蝦夷梅雨の合間、適度な湿気が肌に心地よかった曇り空のもと、キハ40臨時列車が根室本線を走りました。
富良野鉄道未来の会さんが主催し、二色塗りのキハ40を二両連結して、富良野→東鹿越→山部→東鹿越→富良野と約一往復半。自治体をはじめ地元の方々のご協力で大変な盛り上がりを見せてくれました。
鉄路存続に向けた情勢は厳しいものがありますが、車中では宮田会長の熱い想いや、ピアノとバイオリンの生演奏、関係者の皆さんの活力を目の当たりにして、とても充実した有意義な時を過ごすことができました。
車窓はいつもの静かな沿線とは打って変わって、農家の方々がビニールハウスに登って手を振ったり、地元の方々の応援で小さな駅は一杯です。
また撮影ポイントにはびっくりするほどの人が集まり、パトカーが警戒するほどの状況。人が乗らなくて廃止の危機にあるところにこれだけの人が集まった事実に、正直驚きを禁じ得ませんでした。

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はやる気持ちを抑えて出発を待つ。富良野駅。

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さりげなく始まった小さなコンサート。布部駅。

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普段は見られない列車交換。山部駅

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油庫が駅の歴史を物語っている。金山駅。

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トンネルを抜けると眼下にかなやま湖が広がる。

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図らずも終着駅となって久しい東鹿越駅は、いつにない賑わいを見せた。

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地元の方々の熱い応援。山部駅。

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車窓から受ける風は汽車旅の醍醐味だ。

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貫禄ある母屋の金山駅で、いつもは見られない列車交換。

根室本線 富良野~東鹿越 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ

Vol.1633

2022年7月12日 (火)

7月8日 江古田駅   服部一人

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駅に停車した上下線2両の電車。なにげない写真に見えるが、通常こんな写真は撮れない。もちろん安全を確保しての合法的な撮影である。これは駅近くの踏切から撮った写真だが、当然ながらこの状態だと踏切は閉まっているはずだ。

この日は朝8時頃に飛来物がパンタグラフに当たって、パンタと架線の双方が損傷したようだ。電気を止めた上での架線修理と自走不可の車両移動に時間を要し、6時間以上もの運転見合わせとなった。

そんなわけで江古田駅横の踏切は停車した電車を前にずっと開きっぱなしだった。こんな写真が撮れるのも珍しいことで、近所の日芸の写真学科の学生も一緒に写真撮っていた。

この日は運転再開後の夕刻にも沿線火災の影響で遅延が生じており、まったく災難の1日でしたね。

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FUJI X-100F,  XF23/2                     VOL.1632 

2022年7月 9日 (土)

LongDistance 〜〜〜 初夏道東 Green Green 〜〜〜   梅村貴子

みどりいろの風をあびながらトコトコ、ガタゴト、びゅんびゅんと・・・

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止別-知床斜里

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川湯温泉-緑

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中斜里-清里町

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塘路-茅沼

JR北海道 釧網本線
Sony α7R3・α7M3 / FE16-35mmF4・FE24-105mmF4・FE70-200mmF2.8M2
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2022年7月 6日 (水)

見なれた街Ⅱ  220706  太和田光一郎

Pmd_4241k_ Pmd_4244k_ Pmd_4246k_ Pmd_4269k_ ここは我家から歩いて2分程の撮影地。空がいい色になってきたので、夕飯もそこそこに飲酒運転ならぬ飲酒撮影です(笑)。
相棒は、中古で買ったばかりの500mm。ISOを20000まで上げて、SSは1/30secにセット。何の変哲もない勾配標識が、いい表情を見せてくれました。

 撮影:2022.7.1 京成本線 京成船橋-海神間

Nikon Z7Ⅱ  NFD500mm F4.5L

Vol.1630



2022年7月 3日 (日)

北へのいざない-二色塗りの小さな気動車③  深川俊一郎

根室本線の富良野-新得(東鹿越-新得はバス代行)が、いよいよ自治体を含めて鉄路としての存続を断念する方向です。残された日々が決して長くないことは想像に難くないので、次の季節は再び撮ることができない覚悟で向き合っています。
令和3年に根室本線全通100周年他の記念で、釧路運輸車両所のキハ40が2両ほど二色塗りに化粧直しされ、新得以東を走りました。これは往年のキハ22を模したものです。新車当時は朱色一色(首都圏色)で登場したそのキハ40も、令和4年3月のダイヤ改正で釧路支社から引退しましたが、廃車を免れた数両が旭川運転所に転属。二色塗りの2両もその中に含まれ、この春から根室本線の富良野-東鹿越にも姿を見せるようになりました。
最期が迫るこの鉄路に、私にとって原点である二色塗りの気動車が現れるとは何かの縁。出会える確率は低いですが、期待に胸を膨らませて臨みたいと思います。

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残雪遥か
随分と早い夜明けが、時計の針を大きく追い越していた。
眩しい残雪に、眠たい身体がまだ少し追いつかない。
根室本線 布部-山部 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ

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息吹き
森の奥から湧き出るように木々が息吹く。
白く閉ざされていた厳しい冬は、いつの間にか大地の奥底に眠ってしまった。
根室本線 金山-東鹿越 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T*+2XE RDPⅢ

22025
浅春
浅い春は清冽で心が洗われる。
遠くの線路を二色塗りの気動車がのんびりと、そして確かな足取りで走っていった。
根室本線 布部-山部 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T* E100

Vol.1629

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