路面電車紀行-雪晴れの函館市電 深川俊一郎
港町に振り続けた雪が夜半には止み、眩しい朝を迎えました。
寒さと大雪に包まれて、ササラ電車や重量級の旧型車が白い軌道を進みます。
夜明けの街角
雪雲は既に去っていた。
重厚なモーターの唸りが夜明けの街角に響き渡る。
函館市電 松風町-函館駅前 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T* RXP
大雪のあと
2台のササラ電車がいつでも待機しているのは心強い。
一仕事終えた後でも、まだ車庫内の除雪が残っていた。
函館市電 駒場車庫前 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 150mmF4 T* RXP
眩しい軌道
白い軌道に光るレールが眩しかった。
空転を抑えながら慎重に加速する。
函館市電 車内 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 150mmF4 T* RXP
救援
交差点の真ん中で、前にも後ろにも進めなくなってしまった電車がいた。
すかさず後続の530が鉄棒で連結し、押して引いてを繰り返して救出した。
函館市電 十字街-末広町 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 150mmF4 T* RXP
Vol.1710
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