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2023年4月

2023年4月30日 (日)

花盛り-小湊鐵道①  深川俊一郎

都会の桜が名残惜しく散ってしまう頃、房総の里山は花盛りを迎えます。
小さな駅の少し寂しげな桜が、静かに出迎えてくれるのです。

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余映桜

夕陽に照れされて楽しげに唄っていた桜が、群青色の夕闇に吸い込まれてゆく。
足元では気の早いカエルの合唱が始まった。
小湊鐵道 上総川間 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ

Vol.1734

2023年4月27日 (木)

秩父鉄道の懐かしいもの   服部一人

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先日出かけた秩父鉄道には懐かしい、今の言葉で言うとレトロなものがいっぱいあって強く惹かれる。車両も元東急のステンレス車のほかに通学でよく使った西武線の電車もいる。懐かしい姿が顔を並べている風景はついほのぼのとしてしまう。

車両だけではない。駅舎やちょっとした待合室も古い木造のものが残っていていたるところ昭和だらけである。C58目当てに訪れた秩父鉄道だったが、ほかにも楽しみはいっぱいあった。ぜひ再訪したいところ。

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HASSELBLAD 500CM Planner CF80/2.8T*  CFVⅡ50C FUJI XT-3, XF16-55/2.8  VOL.1733

2023年4月24日 (月)

LongDistance  〜〜〜 道東 春寒 霧もよう 〜〜〜   梅村貴子

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JR北海道 根室本線 (花咲線)  厚内ー音別・尾幌ー門静・茶内ー厚岸・音別駅
Sony α7R3・α7lll / FE16-35mm F4・FE70-200mm F2.8M2 (トリミングあり)
vol.1732  

2023年4月21日 (金)

TOKYO RAILWAY  230421  太和田光一郎

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いつも通勤で利用している東京メトロ東西線の茅場町駅にも、ホームドアが近々設置されるようです。こんな情景も、もうじき見納めです。

撮影:2023.2.23・3.27・4.20  東京メトロ東西線 茅場町駅

Nikon Z7Ⅱ  FD135mm F2.8・Z24-70mm F4・80-200mm F4.5-5.6D

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Vol.1731

2023年4月18日 (火)

遥かなる旅愁-酷寒模様④  深川俊一郎

暦の上で春が訪れてからも、最北の地ではその気配すら感じません。
雪雲の隙間から僅かに見えた青空をふと思い出し、あの時がそうだったのかなと、あとからぼんやりと思うのです。

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視界不良

顔を向けるのが憚られるほどの風雪に、つい身を縮めてしまう。
視界の中の列車は他人事のように通り過ぎて行った。
宗谷本線 勇知-抜海 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 250mmF5.6 T* RDPⅢ(+1)

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さいはての道

北へと続く細い道は、今にも白く消えてしまいそうだ。
一瞬の晴れ間が列車の行く先を確かに照らしていた。
宗谷本線 抜海-南稚内 HASSELBLAD 500CM Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*+2XE RXP

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サロベツの夕べ

こんな穏やかな夕陽は久しぶりにみたような気がする。
季節はいつのまにか二歩も三歩も前に進んでいた。
宗谷本線 下沼-豊富 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T* RDPⅢ

Vol.1730

2023年4月15日 (土)

秩父鉄道にC58を見にいく   服部一人

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今年は桜が早く、東京で十分にお花見をしないままにピークが過ぎてしまった。どこか山里に行けば、まだ少しは残っているかなと思い立って先日秩父鉄道を訪ねた。

池袋から特急に乗れば秩父は近い。薄曇りの春らしい少しぼんやりした日差しの中、のんびりとハイキング気分で撮影を楽しんだ。幸いなことに桜もレンギョウも花桃もいろいろな花が沿線のあちこちで見られてよかった。

次は初夏の緑あふれる頃にもう一度来てみたい。

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HASSELBLAD 500CM Planner CF80/2.8T*   Sonnar CF 150/4 T* CFVⅡ50C 

FUJI XT-3, XF16-55/2.8  70-300/4-5.6                                     VOL.1729

 

2023年4月12日 (水)

LongDistance *** キハ183ラストラン & 283 at 石北本線 ***  梅村貴子

前回に続いての「キハ183」記事になります。

定期運用終了後の3月末から4月頭にかけて道内各地へのラストランが行われました。
最終回、4月9、10日の「オホーツク(札幌⇄網走)」はグリーン車3両、普通席4両の7両編成となり、運よくその姿を見に行くことができましたが、どこの撮影地も早朝から大大大賑わいで、少し遠くから静かに見送ることに致しました。

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1日目 札幌から網走へ (端野ー緋牛内撮影)

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2日目・札幌に向けて本当のラストラン  緋牛内ー端野

長い間、お疲れ様 & ありがとうございました。
時々、データを引っ張り出して懐かしもうと思います。

そして、183系の後を受けて283系(旧スーパーおおぞら型)が石北本線を走ります。

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この先頭車両のフォルムでの3両編成、実際に見る前は「なんか、バランスがぁ…?!」と気になりましたが、会ったらこれはこれでとっても可愛らしい!!   283の特徴である振り子機能は石北本線では使用しないので「FURICO」のロゴがあったフロント脇には、沿線各自治体にまつわるラッピングが施されていました。どれに会えるかも楽しみの一つとなりそうです。これからどうぞよろしくお願い致します。

283 上から 端野ー緋牛内・網走ー呼人・女満別駅

JR北海道 石北本線  キハ183系オホーツク ラストラン
Sony α7R3・α7lll / FE16-35mm F4・ FE24-105mm F4・FE70-200mm F2.8M2 (トリミングあり)
vol.1728       Thanks 326氏

2023年4月 9日 (日)

TOKYO RAILWAY  230409  太和田光一郎

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・・・桜花爛漫・・・

都心の桜が満開になってからやっと晴れた日、外濠公園へ行ってきました。

時折、吹く風に花びらが舞い、ハイキーな桜並木の中を列車が駆け抜けます。

撮影:2023.4.1 JR中央線 市ヶ谷-飯田橋間

Nikon Z7Ⅱ  Z14-30mm・Z70-200mm

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Vol.1727

 

2023年4月 6日 (木)

遥かなる旅愁-酷寒模様③  深川俊一郎

沈黙の白い丘に立つと、遠近感が失われて軽いめまいを覚えます。
僅かに点在する木々や佇む家、そして遠くを行く列車の小ささがそのスケールを教えてくれます。
東京では初夏の陽気が続きますが、しばらくは名残の冬を綴っていきます。

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沈黙の丘

目覚めの丘は粉砂糖をまぶしたように繊細だ。
柔らかな白のグラデーションが足元に広がっていた。
富良野線 美瑛-美馬牛 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T* RDPⅢ

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一本道

一本道がどこまでも続いていた。
山の向こうから雪雲が迫ってきた。
富良野線 西中-中富良野 HASSELBLAD 500CM Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T* RDPⅢ

Vol.1726

2023年4月 2日 (日)

三岐鉄道北勢線の黄色い電車   服部一人

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前回、同じ北勢線の200型連接車の記事を載せたが、北勢線はチャーミングな黄色い電車が主流である。冬枯れのこの季節に撮影に行くと地味な背景の中でこの鮮やかな黄色はとてもよく目立つ。僕は名古屋で育ったので、こういう黄色い電車を見るとどうしても名古屋市営地下鉄のことをつい思い浮かべてしまうのだけど、小さな車体に黄色はよく似合って可愛らしい。

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FUJI-X-T2,T3, XF16-55/2.8, 70-300/4-5.6      VOL.1725

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