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2023年8月15日 (火)

国鉄川俣線廃線跡をたどる   服部一人

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東北本線の福島県松川駅からかつて国鉄川俣線という短いローカル線が走っていた。全長12キロほどでかつて絹織物で栄えた岩代川俣駅が終着だった全国に多くあった短いローカル線の例に漏れず不採算路線として1972年に廃止となっている。

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廃線から半世紀が経過しているが一目で鉄道が走っていたとわかる築堤と緩やかなカーブ。

途中切り通しも残っているが夏草に覆われて歩行困難。廃線跡の多くは農道などに転用されている。

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唯一の途中駅だった岩代飯野駅があった場所は地域の交流館が建てられ、近くに当線を走ったC12が保存されている。

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終着の岩代川俣駅跡は町営住宅に変わり、元川俣駅資料館という建物がある。どのような資料があるかわからないが、現在は公民館として利用されているようだ。現在真岡鐵道で使用されているC1266はかつてここに静態保存されていたそうだ。

廃線跡をたどる楽しみはいろいろあるが、数十年の時を経てもはっきりとわかる道路とは違う線形や遺構から往時を想像することだろう。私は古いもの好きなので、鉄道も最新のものよりはこういう昔のものについ目がいってしまう

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FUJI X-T3. XF16-55/2.8.          VOL.1769 

 

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