路面電車紀行-残暑の熊本市電③ 深川俊一郎
クラシカルな電車そのものもよいですが、街並みや電停、道路に埋め込まれたレールも身近で親しみを感じます。
電車が来ないほんのわずかな空白にも、ささやかな物語があるのです。
午前七時
寝起きの線路端はまだ少し涼しかった。
熊本市電 新町-洗馬橋 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ
ちいさな電停
少し下がって見上げないと気付かなかった駅名標。
熊本市電 慶徳校前 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ
熱波
炎天下のみちはひたすら照り返しが強かった。
熊本市電 洗馬橋-西辛島町 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ
まわりみち
先は見えているのに思いのほか遠かった夏のみち。
熊本市電 河原町-慶徳校前 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ
飴色のみち
飴色の西日が一日の疲れを忘れさせてくれる。
熊本市電 熊本駅前-祇園橋 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T*+2XE RDPⅢ(+1)
Vol.1794
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