原点・品川リバイバル あれから50年 太和田光一郎
月日が経つのは本当に早いもので、私の鉄道写真人生の原点である品川に、初めて撮影に訪れてから今日11月3日で、丸50年が経ちました。
私事で恐縮ですが、ここで学生時代に毎年、心を込めて撮影してきた、国鉄時代の品川-田町間の懐かしのカットを、稚拙な写真ではございますが、ご覧いただきたいと思います。
1973 クラスメイトの佐藤君と初めて訪れた品川客車区。長旅を終えた寝台特急『はやぶさ』が、東京駅から回送されてやって来た!
まさに、私の鉄道写真人生の原点となった思い出の一枚。
1974 一年後には、従兄弟のマーちゃんと撮影に。国鉄本社に行けば構内での撮影許可がもらえるよと聞いて、さっそく当日、本社に赴き交渉すると、品川客車区に連絡を取ってくれた。
すぐに客車区へ向かうと、「二人で本社へよく行ったね」と関心され、区長さんがすんなり撮影許可を出してくれた。
1975 この年の相棒は、クラスメイトのY君とN君。品川機関区本部では、国鉄職員による文化祭が行われており、大きなHOゲージのレイアウトが展示されていた。写真は4階より撮った0系編成だ。
1976 大好きだった20系客車が、次第にその姿を消してゆく中、一番、品川の撮影に付き合ってくれたN君と客車区へ。
1977 この年、父親に買ってもらえた念願の望遠ズームで、汐留発の急荷31レを品川客車区の脇で撮影した。
まだこの頃は、構内で撮っていても黙認していただける良き時代だった・・・。
1978 東京機関区の海側にあった警視庁第4交通機動隊の田町荘に、初めて上った時の懐かしの一枚。素晴らしいパノラマに、相棒のI君も興奮気味だった。
1979 この年は、品川客車区本部の二階からの撮影許可がいただけた。
夏にアルバイトをして購入した135mmで撮影しているが、明るいのでピントが合わせやすく、コダクロームでの撮影も楽だった・・・。
1980 品川機関区は、いつ行っても撮影に応じてくれた。初めて訪れたのは、1974年の時。その時にもいた、DD13 70号機に再会出来たのが嬉しかった・・・。
こうして品川撮影行は、1980年までは無事に続いたが、翌年、社会人になってからは、ほぼ毎年、決まってこの時期に出張が入り、途中で撮影を断念している。
メイカイSL・ヤシカエレクトロ35 FC・キャノンEF
FD55mm F1.2・FD50mm F1.4・FD100-200mm F5.6・NFD135mm F2.8
コニパンSS・フジカラーFⅡ・サクラカラーⅡ・コダクローム64
Vol.1795
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