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☆写真展 根室本線-大地の軌跡
厳しくも美しい北海道の大地を舞台に、光り輝く小さな列車がゆっくりと辿ってゆく…
当ブログでも度々ご覧いただいた根室本線の富良野~新得間81.7㎞が、3月31日限りで終焉を迎えます。この区間は、根室本線の中でも森と湖と大地が織りなす繊細で美しい光景が広がり、そこを辿る小さなローカル列車は、北への旅愁を誘う魅力にあふれています。
このかけがえのない光景を永遠の記憶として残し、伝えたいと思います。
緻密で奥行きのある6×6判フィルムカメラで捉えた作品群を、高精細な大伸ばしプリントでじっくりご鑑賞いただきます。
皆様のご来場をお待ち申し上げます。
富士フォトギャラリー銀座(中央区銀座1-2-4 4F)
2024年3月8日(金)~3月14日(木)
平日10:30~19:00・土日11:00~17:00(最終日14:00迄)
http://www.prolab-create.jp/gallery/ginza/
☆写真集 根室本線-大地の軌跡
発行:共同文化社
定価:2,420円(税込み)
https://www.kyodo-bunkasha.net/items/82060722
写真展会場では数量限定ですが特別価格で販売します!
暖冬と予報されたとおり、雪が少なく乾いた路面が続く函館の街でした。
金太郎塗りの非広告車輛812号に出会いました。530号ほど古くないですが、なかなかいいものです。
遅い朝①
引きずる眠気を、せわしない朝が追いかけてくる。
函館市電 杉並町 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 250mmF5.6 T* E100(+1)
暖かな窓辺
オイルの匂いが漂う車内は、いつまでもウトウトしながら乗っていたくなる。
函館市電 車内 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 E100(+1)
遅い朝②
電停の時計は既に9時を過ぎていたが、なかなか朝陽が届かない。
函館市電 十字街 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 250mmF5.6 T* E100(+1)
Vol.1835
阪堺電車では1月31日までの間、モ 161の臨時特別電車が運行された。これは沿線各地への観光客誘致と寺社仏閣の初詣客分散という目的で、毎日午前午後に恵美須町、浜寺駅前、天王寺駅前と往復した。
モ161はもう15年以上前から撮影しているが、当時は稼働車両も多く正月の初詣輸送などは1日いるとお腹いっぱいになるくらいたくさん見られた。現在では稼働できる車両は3両と言われていて、すっかり見る機会が減ってしまった。
訪れた日はこの臨時特別電車の他にチャーターがあったようで、臨時のダイヤで3両全てが見られたのは本当にラッキーだった。それぞれ塗色が違うがどれも味わい深い。筑豊電鉄とコラボした塗り分けだという162号も沿線の風景に合っていてなかなかお似合いである。
ファーストナンバーの161号は数年前に修復して昔の姿に戻すためにクラウドファンディングがあったのだが、わずかながら私も協力させていただいたので、非常に美しく復元されてピカピカになった姿を拝むことができたのはたいへん良かった。願わくはいつまでもこの美しい電車たちが見られることを思うばかりである。
SONY α7Ⅳ, 24-105/4 VOL.1834
北の地の冬の鉄路を守るために活躍しているDE15形ラッセル車は最も新しいものでも40年以上が経っているそうで、それに代わる新しいラッセル気動車が3年前に開発されています。昨冬あたりから試運転をしていたそうですが、自分は今冬にはじめて走る姿にお目にかかることができました。これまでのような機関車にラッセルヘッドを取り付ける形ではなく、一体型(一応ヘッドの取り外しは可)となり全長もコンパクトで見た目もかなりシンプルです。
バーミリオン ラッセル!
上2枚 旭川車両所 ラッセル車撮影会にて 2023.10
今回は雪の少ない中での出会いでした、いつか程よく雪を纏う姿が見られることを楽しみに!と言いたいところですが、DE15形と会える機会が減って(なくなって)しまうのは寂しい悲しい。
とはいえ新しい車両には最新の機能が搭載されていて運行する皆様にとってはとても良いことだし、う〜ん、気持ちはすごく複雑ですがとにかく…DE15形もキヤ291もみんな応援します! !
JR北海道 石北本線 当麻ー伊香牛・愛別ー中愛別
Sony α7R3・α7lll / FE16-35mm F4・FE70-200mm F2.8M2
vol.1833 Thanks 326氏
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