昭和59年3月 EF58急荷の終焉 240324 太和田光一郎
今からちょうど40年前の3月、汐留発着の急行荷物列車の牽引機だったEF58が、ひっそりとその役目を終えました。
当時、職場から30分ほどの汐留支線に行けば、毎日、朝から晩までゴハチの急荷が撮れたのですから、夢のような時代でした。
今回は、ラストランまでの3か月間に、主に東京口で撮り込んだ写真をご覧いただきたいと思います。
名古屋駅に到着した荷38列車。まるでSLの煙のようなエキゾーストがたまらない。給水を終えて、一路汐留へ。(写真上)撮影:1984.3.4
Nikon F3 180mm F2.8 PX
当時、昼休みの時間を利用して、荷33列車をよく撮っていた。12:10 職場の近くにある都バスの停留所から乗車して、泉岳寺前で下車。高輪架道橋を通り品川客車区入口の踏切に12:35頃到着。
持参した弁当を食べながら、12:45に通過する荷33列車を待つ至福のひととき・・・。
そして急いでカメラをたたみ、高輪大木戸跡の前からタクシーを飛ばせば13:00には職場に戻れるというわけだ。
撮影:1984.2.28 東海道貨物線 汐留支線 高輪架道橋付近
Nikon F3 RF500mm F8 PX
この日の荷31列車の牽引機EF58146号機が単機回送で汐留へ向かう。左奥にはDD13のねぐら品川機関区が見える。
撮影:1984.3.21 東海道貨物線 汐留支線 高輪架道橋付近
Canon F-1 FD200mm F2.8 PX
以前、ゴハチの重連で有名だった荷35列車が定刻にやって来た。現在は休止されている大汐線だが、2031年の開業予定の羽田空港アクセス線(仮称)として復活するのが楽しみだ。
撮影:1984.1.11 東海道貨物線 大汐線芝浦付近
Canon F-1 FD35mm F2 PX
専用線貨物の取り扱いが廃止され、旅客専用駅となったばかりの熱田駅に到着した荷33列車。当時の撮影手帳には18:21入線と記してある。
この頃は、また158号機かと、うんざりしていたものだったが、今となっては贅沢な悩みといえよう。 撮影:1984.3.4
Nikon F3 105mm F2.5 TX
昭和59年の冬は雪が多かった・・・。この日、出勤前に大汐線芝浦付近で荷34列車を撮影した後にペンタの67が故障してしまったが、懲りずに昼休みにはもう1台の67で雪降る中、荷33列車を撮っている。(写真上2枚)
荷33列車は、東海道新幹線の高架線の下をくぐり抜けて、東海道線の下り線に合流して本線に入っていた。(写真下)
撮影:1984.1.31 東海道貨物線 汐留支線 品川客車区入口付近にて
PENTAX 6X7 Takumar200mm F4 XP1-400
« 根室本線-大地の軌跡⑧ 深川俊一郎 | トップページ | LongDistance ○○○ 祝 北陸新幹線延伸! 長野駅いろいろ採集 ○○○ 梅村貴子 »
「太和田光一郎」カテゴリの記事
- 祝開業60周年 東京モノレール 240924 太和田光一郎(2024.09.24)
- 夏の終わりに・・・ 240912 太和田光一郎(2024.09.12)
- 1994 北海道の旅Ⅱ 太和田光一郎(2024.08.30)
- 1994 北海道の旅Ⅰ 太和田光一郎(2024.08.18)
- PARIS 2014 太和田光一郎(2024.08.06)
« 根室本線-大地の軌跡⑧ 深川俊一郎 | トップページ | LongDistance ○○○ 祝 北陸新幹線延伸! 長野駅いろいろ採集 ○○○ 梅村貴子 »
コメント