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2024年7月21日 (日)

有軌電車のある街-大連市電13③  深川俊一郎

1元で終点まで乗れる気安さ…この円安でも僅か22円、10年前は何と15円ほどでした。
以前に比べ巷で見かける日本人は少なくなりましたが、地方から大連に来た国内旅行者が、レトロな市電にカメラ(スマホ)を向けているのが印象的でした。

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眩惑
スポットライトのような眩しい西日が印象的だった夕刻。
突然現れた3000形復刻塗装に思わず声を上げてしまった。第二弾も整備中のようだ。
大連市電 世紀街-三八広場 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ(+1)

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影踊る
思わず影踏みしたくなるような長い影。
繁華街でも安全地帯はなく、絶妙なタイミングで乗り降りしている。
大連市電 三八広場 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ(+1)

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黄昏
沈みゆく街を泳ぐヘッドライトの中に、電車の灯りはすぐに見つかる。動きにムラがなく、リズムが一定だからだ。
煌びやかにライトアップされた大連駅が、一際存在感を増していた。
大連市電 東関街-大連火車駅 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ(+1)

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夜街へ
スパークを散らしながら夜の街へと繰り出す。
派手なネオンとシックな市電のアンバランスが面白い。
大連市電 大連火車駅-勝利橋 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ(+1)

以上、三回に亘り近作をご覧いただきました。機会があれば、今度は季節が変わる頃に訪れたいと思います。

Vol.1887

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