夜の南富山駅 服部一人
富山地鉄の南富山駅は鉄道線の駅に市内電車の軌道線が乗り入れている駅だ。鉄道線の片隅に軌道用の低いホームが1線だけある小ぢんまりとした好ましい佇まいだ。このように鉄道線と軌道線の接点となる駅はかつてはいろいろあったのだろうが、今や非常に少なくなった。愛媛の伊予鉄道の古町駅も同様だが、ともに僕の気に入りの駅である。
市内から電車に乗って終点のここに到着すると、少なくなった乗客はバラバラと下車してそれぞれ駅から町の暗がりの中に散ってゆく。
少し歩けば車庫があり、公道からでもわりと撮影しやすい。訪れたのは底冷えする寒い夜だったが、ツートンカラーの電車が2両も止まっていてラッキーだった。帰路は鉄道線の方に乗車して富山駅まで戻る。車内は暖かく、外で撮影して冷えた体がほっと一息ついた。
SONY α7Ⅳ FE24-105/4 RICOH GRⅢx 26.1/2.8. VOL1967
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