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2025年6月

2025年6月30日 (月)

LongDistance  ○〇〇 キハ40系 南国天国 日南線  ○〇〇  梅村貴子

南九州のキハ40系シリーズ、今回は日南線、水辺での様子です。

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南郷ー大堂津

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大堂津ー油津

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南郷ー大堂津 (1枚目と同じ橋梁)

南九州の3路線で、元気に走る40にたくさん会えてありがたきこと…。
車体のクリーム色と、樹木や草の九州独特の緑の色相がよく似合っていたのが印象的でした。

 ◯◯◯    OMAKE    ◯◯◯

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この日は観光特急列車「海幸山幸」(キハ125系)が走る日、お洒落なデザインと木材のポイントが素敵でした。

もひとつOMAKEに26歳のぷんたろう、よく走ってくれて感謝です!
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JR九州  日南線
Sony α7R3・α7lll  / FE16-35mm F4・FE24-105mm F4・FE70-200mm F2.8M2
vol.2006     Thanks 326氏 & ぷんたろう

2025年6月27日 (金)

昭和の匂いが残る街  250627  太和田光一郎

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一年が経つのは本当に早いものです。以前、尻手に行った帰り道にスナップした写真なんですが、そのうちにアップしようと思っていて、一年以上が経過してしまいました。

南武支線界隈は、昭和の時代の匂いがする街並が残っていて、今にも旧型国電がやって来そうです。

折しも、今年は昭和100年にあたります。我がグループRail-Onも結成35周年!そしてつい先日、小ブログ通算2000回を迎えたばかり。本年は、ちょっぴりプレミアムな年と言えそうです。

撮影:2024.1.31  2024.06.16   JR南武支線 尻手-八丁畷間

Nikon Z8    Z14-30mm ・ Z24-70mm ・ Z40mm

Vol.2005

2025年6月24日 (火)

さらばコンタックス  深川俊一郎

私の今の作画スタイルは、6×6判に特化しています。銀座と札幌で開催した根室本線の写真展は、その集大成ともいえ、スクエア画面とフィルムの表現性を最大限活かしたものと自負しており、多くの方々から共感のお声も頂戴しました。それをはたしてあっさり変えてもいいものか、本当に悩ましいところです。
私の機材歴(フィルム歴?)の主たるところは、今から20年以上前、2000年代に入った頃に、35㎜判のコダクローム(主に25)から、6×6判のハッセルブラッドに移行しています。高画質な外式リバーサルフィルムであるコダクロームの終焉に伴い、画質を落したくなくて、面積の大きいブローニーを選択したわけです。それとは別に、中学生の時に祖父のローライフレックスを譲り受けており、6×6判との付き合いはもう50年になるのです。

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黄緑萌ゆる
長いトンネルを抜けたかと思うと眼下が急に開け、悠然たる川の流れを鉄橋で渡る。車内では驚きの歓声が揚がる‥
これは、望郷-只見線(写真展1999年・写真集2001年)で発表した作品。次の作品と比べて欲しい。
只見線 会津桧原-会津西方 CONTAX RTSⅢ Planar 85mmF1.4 T* KM

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黄緑萌ゆる
本来捉えたかったシーンが、実はこちら。そのために6×6判のローライも携行していた。
神秘的ともいえる奥深い山峡の鉄路と、深緑の濃密さを表現するのに、スクエア画面は必須であった。望郷-只見線でこちらを発表したかったが、統一性に欠けるということで、あえなく却下となった。
只見線 会津桧原-会津西方 ROLLEIFLEX V Tessar 75mmF3.5 T PKR

機材を見直す機会に直面した時、それは断捨離の絶好のタイミングでもあります。
35㎜判は、学生時代のミノルタ(XE・XD)は既に処分しており、次のコンタックス(RTSⅢ・S2b・T3)は一線から外れた後も、大切に(月1回動かしながら)保管していました。しかしながらフィルムを通さなくなって10年以上が経過し、今回思い切って処分することにしたのです。
道具としての愛着は理屈ではありませんが、現実には6×6判と比較してその小ささ(物理的にも画質的にも)に、二度とフィルムを入れることはないと確信し、決断したのです。特に物理的に小さいことが、ファインダーを覗いて作画とピントと露出に神経を集中させるには、今の私の目には辛いのが正直なところなのです。そして市場で需要があるなら、次のオーナーにフィルムを通してもらった方がよいとの決断です。

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CONTAX RTSⅢ(右) バキュームによるフィルム面安定化など、当時の最高技術とクオリティを誇った。
CONTAX S2b(左) フルメカニカルという、時代に逆行するようで普遍的な価値を世に問う機種だった。
対極のアプローチによる成り立ちながら、どちらも究極の道具といえた。

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ともにモチーフを見つめてきた8本のツアイスレンズたち。全て単焦点レンズだ。

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白原野
もう視界は閉ざされる寸前だった。白い原野に、微かに残るレールの跡があった。
3:2の比率は、広大な北海道の大地を収めるのに最適だとその時は実感した。
宗谷本線 抜海-南稚内 CONTAX RTSⅢ Tele-Tessar 300mmF4 T* KR

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荒波の向こう
気が遠くなりそうな海岸線が、荒波の向こうに揺れていた。
私にとって長いレンズの使い道は、圧縮効果ではなく、網膜に広がる大地の真ん中に点のように焼き付いた列車を表現することだ。
宗谷本線 抜海-南稚内 CONTAX S2b Tele-Tessar 300mmF4 T* KM

ズームレンズを所有したことがありません。一貫して単焦点レンズにこだわっています。より良い画質と明るさのレンズを求めたことと、単焦点レンズをカメラに着けた時その画角の眼を持ったキャラクターがカメラに生まれ、それを自分の眼の延長線上にして作品をつくるという、言わば“スタイル”なのです。
色々能書きを書いてきましたが、今のデジタルはズームも高性能で、一コマずつ感度やカラーとモノクロ、はたまたフォーマットを3:2からスクエアにと、変幻自在な訳です。そんな当たり前なことが、私には驚きです。果たしてオールラウンダーとスペシャリストの矛盾と整合はどうなのでしょうか…
いずれ表現者による作品ではなく生成AIが作成する写真が、当たり前に作品らしく出回ったら(もしかしたら知らず知らずのうちに見ているのかもしれませんが)それは恐ろしいことだと思います。それならば撮った本人の特権として写真を楽しむしかない。少なくとも思いを伝える作品としての写真は、撮った本人が心に刻んで、見る人にその思いが伝わること。何が心で何が思いなのか、そんなことまで気になってしまいますが、そこは人間同士コミュニケーションが存在する限りは普遍的なものとするしかありません。

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通り過ぎた夏
田んぼをそよぐ風が少し涼しくなると、あんなにうっとうしかった暑さが何故か懐かしい。日が暮れるまでめいっぱい遊んでいた子供達の夏休みが終わる。
夏の終わりは一年中で一番寂しいと今でも思っている。
只見線 会津水沼-会津中川 CONTAX S2b Distagon 35mmF1.4 T* KM

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帰ろうか
雪がくる前、夕空は底抜けに明るかった。
さあ、そろそろ帰ろうか。
只見線 薮神 CONTAX RTSⅢ Distagon 25mmF2.8 T* KM

T3
CONTAX T3 高級コンパクトの極み。現在の市場価値は当時の新品価格の約3倍だ。手元に置こうかとも思ったが、欲しい人に使われた方が幸せだと思い、手放すことにした。

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雪晴れ嬉し
張りつめた空気を早春の朝陽が和らげてくれた。
その頃はメインをハッセルに移行していたが、サブカメラとして携行したT3でスナップを楽しんだ。
只見線 魚沼田中-越後広瀬 CONTAX T3 Sonnar 35mmF2.8 T* KM

今やスマホのカメラ機能も馬鹿にしたものではなく、ねこや食べ物、気になった風景をメモ代わりに撮るのが日常になりました。仮にデジタル機材を入手したとして、作品づくりとメモの境が曖昧になるかもしれません。それはまた、作品の幅と奥行きが広がる可能性を秘めると同時に、そのクオリティーが下がる危惧もあるということなのでしょうか。
それでも体力や反射神経の衰えを考えるに、軽くて楽ちんで便利な方へ逃げたくなるのは仕方がないとも思っています。さて、次の機材をどうしたものか…実に悩ましい。

Vol.2004


☆写真展のご案内
昨年に続き、母校の組織である、鉄研三田会の写真展に出展いたします。(本年は大連市電を4点出展しています)
ご興味がありましたら、お立ち寄りいただければ幸いです。

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第32回鉄研三田会写真展
ギャラリー路草 路(豊島区南池袋 2-25-5 藤久ビル東五号館 14F)
2025年7月10日(木)~7月15日(火)
11:00~19:00(最終日16:00迄)

2025年6月21日 (土)

渋谷駅再開発   服部一人

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現在再開発中の渋谷駅は日々変化していて目が離せない。1週間経っただけでも少し景色が変わっているように思う。山手線の電車がむき出しになってよく見えるのもおもしろい。

渋谷駅はもう何年も前から工事をしていて、いまだに続いているし、これからも続く。まるでガウディの建築であるサグラダファミリアのようだ。すべてが完成した後のこのあたりはいったいどんな風景になるのだろうか。

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RICOH GRⅢX 23/2.8                                                    VOL.2003

2025年6月18日 (水)

LongDistance ○〇〇 キハ40系 南国天国 吉都線(えびの高原線) ○〇〇  梅村貴子

前回、ブログ13周年と記事数2000回直前の記念として「花たびそうや号」&ご当地キャラクターを取り上げました。その一つ前の記事では南国鹿児島の指宿枕崎線40系を載せたのですが、今回は再び南国40系シリーズに戻ります。

鹿児島県姶良郡吉松駅と宮崎県都城市都城駅を結ぶ吉都(きっと)線(愛称・えびの高原線)、霧島山の北東側を廻るのどかな景観に丸っこくて柔らか色の40系がよく似合うと思います。

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万ヶ塚ー谷頭

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高橋新田ー日向前田
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えびのー京町温泉

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谷頭ー日向庄内

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鶴丸ー吉松  下から4分の1、中心より少し左におります

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上カットと同じところから  夕暮れ時

本土最南端の指宿枕崎線から最北端の宗谷線、そしてまた吉都線に戻り…、と、記事上ではありますが慌ただしくあっちこっちしまして恐縮です、総タイトルの「LongDistance」にちなんだ洒落としてお許しください。

稚内駅のホームには南と北の始発・終着駅として「枕崎駅からの距離  3099.5キロ」の看板があります、おそらく最短ルートでの距離と思われますが、ホントに「線路は続くよ!」と思います。

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小林ー広原

久しぶりに登場、愛すべき相棒「ぷんたろう」のフロント部分、今年で26歳となりました。少し前に排気マフラーが割れて落ちて、あ〜もうダメかとなりましたが、社外品でマッチする部品が運よく見つかり、復活いたしました!
ご老体ですが、今回の遠出では問題なく走ってくれてありがとうです。

JR九州 吉都線
(愛称・えびの高原線 えびの高原線は吉都線全線と肥薩線の八代駅から吉松駅間を合わせての呼称となります)

Sony α7R3・α7lll  / FE16-35mm F4・FE24-105mm F4・FE70-200mm F2.8M2(トリミングあり)
vol.2002 

2025年6月15日 (日)

ラショナル・シティⅡ(合理的都市)  Vol.2001  太和田光一郎

2017年、小ブログVol.1001達成の時、東京モノレールの1000形を特写しましたが、その時、もしVol.2000になったら2000形を発表しようと心に決めていました。

あれから8年。皆さまに支えられて本日、無事にVol.2001を迎えることが出来、本当に感謝にたえません。

東京モノレールは、昨年、開業60年を迎えて益々の躍進を見せていますが、2000形も1997年に登場して以来、元気に活躍していて嬉しい限りです。

今回は、オリジナル塗装の懐かしい写真をいくつか加え構成いたしました。どうぞご覧ください。

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① 2014.8.6  オリジナル塗装の2000形が京浜運河の上を駆ける。八潮付近)

② 2014.7.30  以前、カートレインの発着場だったこのエリアは、再開発により激変してしまった。このカット、一見、合成写真のように見えるかもしれないが、偶然撮れてしまった一枚。(浜松町付近)

③ 2025.6.5  豊かな緑、空と水をイメージした2000形(1000形)のボディカラーは、東京の街並みに良くフィットしている。(浜松町付近) 

④ 2024.9.20 トップナンバーの2011がやって来た。2000形は、現在も4編成が現役として活躍しているが、トップナンバーは2001ではなく、なぜか2011から始まる2011F編成だった。残念!(浜松町駅)

⑤ 2025.6.5  昼休みの公園を静かな走行音を残して・・・。(田町付近)

⑥ 2025.6.5  浜松町駅と芝浦エリアを結ぶ緑のアプローチ。モノレールはインテリジェンスな都会と良く似合う。(浜松町付近)

⑦ 2025.6.5  ブルーフロント芝浦の1棟目の高層ビルTOWER S(右側)が9月に全面開業。左側はもうすぐお別れの浜松町ビルディング(浜松町付近)

⑧ 2014.7.25 モノレールは、ラショナル・シティに爽やかな風を残して駆け抜けてゆく・・・。(八潮付近)

Nikon Df ・ Z8   16-35mm   70-200mm   Z14-30mm   Z70-180mm

Vol.2001

 

 

 

2025年6月12日 (木)

レイル・オン ブログ2000回&開設13周年記念 愛機ハッセルブラッド  深川俊一郎

「カメラ機材は高性能、多機能で軽くて小さい方がいいに決まっている。道具というよりは、便利な家電製品が日常生活を豊かにするようなものかもしれない」…と、凄い新製品が出るたびに実は本当にそう思っているのです。
出だしから観念的な話になりましたが、まずは当ブログも今回で2000回を迎えられましたこと、改めてお礼申し上げます。
これから数回は少しパーソナルな機材の話と、それぞれで撮影した作品が中心になることをお許しください。

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一番列車
厳しい冬の撮影を終えて、静かで穏やかなこの地で春を迎えるのが恒例となった。
小湊鐵道 上総川間 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ

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甘い微風
凝縮された甘い香りを、画面いっぱいに詰め込みたかった。
小湊鐵道 馬立-上総牛久 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ

こんな話をしているのは、先日触れたとおり、私のメイン機材である、HASSELBLAD 201Fのシャッターカーテンが閉じなくなり、修理不能になってしまったからです。今年の1月3日の年始記事で「何かきっかけや突発的な出来事(例えば致命的な機材トラブル?)がなければ、なかなか積極的にフィルムをやめる気持ちにはなりません。」と記していたことが現実に起きてしまい、書かなければよかったと少し後悔しています。
それは同時に、Distagon FE 50mmF2.8・Planar FE 110mmF2・Tele-Tessar FE 250mmF4のフォーカルプレーンシャッター機専用レンズが使えなくなったということなのですが、特にPlanar FE 110mmF2 はハッセルの一番明るいレンズで、フォーカルプレーン機はこのレンズを使うためのボディであるとも言われているくらいです。

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Distagon FE 50mmF2.8を装着したHASSELBLAD 201F。重さ1kgを超える私の標準レンズだった。カメラと合わせて2kgを超えるが、首に回した革ストラップの重量感が身についてしまった。

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夕桜
春分が過ぎれば、陽が長くなったなと実感する。
小湊鐵道 上総川間 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ

6×6判のハッセルブラッドは、広角のBiogon 38㎜ F4.5固定のSWシリーズを除くと、市場に存在するのはほぼレンズシャッターの500シリーズと思われます。フォーカルプレーンシャッター機(2000・200シリーズ)は現在ではメーカー部品払底で修理受付が終了しており、どこに聞いても門前払い。そのため所有者が放出しないのか、まず見かけることはありません。ちなみに撮影現場で使っている人に出会ったことは、過去に1・2回あるだけです。トラディショナルな500シリーズは精密さと武骨さを併せ持ち、200シリーズはそこにスマートさが加わります。何しろ撮影後ミラーが上がりっぱなしでブラックアウトの500シリーズに対し、200シリーズはクイックリターンミラーなのですから…

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古木桜
物静かな古木に身を包まれたこのカットが、期せずしてDistagon50mmF2.8の最後となった。
小湊鐵道 月崎 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ

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春色のみち
甘い匂いに誘われてさりげなく撮ったこのカットが、期せずしてPlanar110㎜F2の最後となった。
小湊鐵道 上総鶴舞 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T* RDPⅢ

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散り始め
ゆっくりと散り始める花びらに目を奪われたこのカットが、期せずしてTele-Tessar250mmF4の最後となった。
小湊鐵道 上総大久保 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ

さて、これからどうするか…もちろんもう1台のHASSELBLAD 500CMとC・CFレンズ(レンズシャッター)のシステムがあるので、引き続きこちらを使うことができます。もともと電子制御の201Fは春夏秋、機械制御の500CMは厳冬期の北海道と使い分けていましたので、それについては問題ありません。
ではなぜ悩むのか…そこにはいくつかの訳があります。まずは愛着のあるメイン機材が再起不能という心理的ダメージ。そして明るく高性能なレンズが使えなくなったこと。さらにこの4月からフィルムがまた値上がりしたことなどですが、本音をいえば、どこかでデジタル機材を買う大義名分が欲しいのかもしれません。

次回に続きます。

Vol.2000

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2025年6月 9日 (月)

レイル・オン ブログ2000回&開設13周年記念 ブログを始めた2012年頃   服部一人

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十和田観光電鉄 三沢

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大井川鐵道 千頭

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阪堺電車 恵比寿町

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福井鉄道 福井駅

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近鉄八王子線 内部

 

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長野電鉄 屋代線 信濃川田

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津軽鉄道 金木

今回ついに2000回! そして13周年ということで、このブログを始めた2012年頃は何をやっていただろうかと少し昔を振り返ってみることにした。当時の記事を見ると阪堺電車、えちぜん鉄道、津軽鉄道、ひたちなか海浜鉄道などローカル私鉄の記事がいくつかある。この年に訪ねた鉄道からいくつか写真を拾ってきた。

十和田観光電鉄はこの年4月に廃止になっている。大井川鐵道はもちろんがんばっているが、この千頭駅は不通のままだ。C56も今は走っていない。阪堺電車のモ162は健在だが、実にいい風情のあった恵美須町駅は移転してすっかり味気ない駅になってしまった。福井鉄道の連接車200型は保存されているがもう走っていない。福井駅も今は駅前広場に移転してすっかり便利になった。内部八王子線も当時は近鉄だったが、今は四日市あすなろう鉄道である。ナローゲージのローカル線が現存するのは嬉しい。長野電鉄屋代線もこの年の4月に廃止になった。もと営団地下鉄の3500型は少し前まで細々と走っていたが、今ではもう見られない。津軽鉄道は健気にがんばっているが経営は大変だ。この当時はストーブ列車に乗ってもインバウンド客はほとんど見かけなかった。この10数年でいろいろなものがなくなったり変わったりしている。昔を懐かしむ気持ちはあるが、嘆いているわけでもない。10年以上も経てば鉄道に限らず変化は訪れるものだ。

2012年には海外の鉄道を取り上げた記事もいくつかある。この頃から年に1、2度ヨーロッパに撮影旅行するようになったのだ。もう日本ではなかなか見られなくなった蒸気保存鉄道、トラムなどを訪ね歩く旅だ。この年はスイスとイタリアに行っている。スイスではアルプスの登山鉄道を集中的に撮影し、ため息が出るほど美しい景色に見とれていた。ミラノでは古い1500型のトラムを堪能した。コロナ禍以降ヨーロッパには行ってないのだが、また再開したくなってきた。

ざっと振り返ってみて今と鉄道の趣味傾向、撮影対象などほぼ変わっていない。今も昔も「蒸気機関車」「ローカル線」「路面電車」が大好きだ。ブログの第1回目で書いたことと変わらない。これからも世界中、美しい鉄道情景を探して多く旅に出たいものだと思う。みなさま方にはいつも当ブログにお付き合いいただきまして本当にありがとうございます。引き続き共に鉄道趣味を楽しんでいきたいと思います。よろしくお願いします。

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ユングフラウ鉄道 クライネシャイデック

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ブロネイ・シャンビィ博物館鉄道 ブロネイ

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ミラノトラム 

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EOS5DⅡ, 60D, EF17-40/4, EF24-105/4, Makro Planar50/2.       VOL1999 

2025年6月 6日 (金)

 レイル・オン ブログ2000回&開設13周年記念   < LongDistance「花たびそうや号」ほっこり旅 > 梅村貴子

この6月はブログ開設13周年と記事回数2000回を超えるメモリアル月間となりました。
見てくださっている皆様のおかげさまでここまで続けてこられました、本当に感謝いたします。

開設から13年が経ち、このところ、身体はゆうことをきかない!頭は働かない!気力はわかない!の3拍子が日々のリズムを打っていますが、そんなことを言っていてはメモリアルにふさわしくないので、今回の記事ではちょっと明るいキャラクターの皆さんに登場していただきます。

これまでも撮影しております宗谷本線の観光列車「花たびそうや号」(旭川ー稚内)、今年も5月10日(土)~6月1日(日)の土曜・日曜の計8日間に往復で4回運行されました。停車する駅ではご当地キャラクターたちがお出迎えをしてくれます。そんなキャラクターたちに出会ってにっこりほっこりを見習い…これからもゆるりとブログを続けて参りますので引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

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往路 比布駅 スノーベリーさん

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OMAKE走行カット   剣淵ー士別

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士別駅   羊の「さほっち」さんには会えなかったので、代わりに士別軌道のモノコックバスさんに登場してもらいます

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美深駅 美深(びふか)くんと美深(みみ)ちゃん

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OMAKE走行カット  問寒別ー糠南

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2日目復路 稚内駅 出汁之(だしの)介(すけ) さん
出汁乃介さんの体型に親近感を覚えました

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りんぞうくんさんと駅長さん

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おや、車内から撮ってますね!    前日にキャンセル空席をゲットできて、稚内ー名寄間のみ乗車できました、ラッキーです!

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豊富駅 とよとみくんさん

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豊富駅の跨線橋は牛柄のような…よく見ると「さろべつ」の文字になっています、反対側は「とよとみ」です

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音威子府の「おとっきーさん」はこの日はお出ましの無い日でしたが、保線員さんとハイモが出迎えてくださいました

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名寄駅 なよろうさん

下りと上りで停車する駅は異なり、それぞれ20分から30分ほど停車します、その間、地元の美味しいもののお買い物や列車の撮影、ご当地キャラクターと触れ合えて、と、盛り沢山な急行列車です。
今回運よく乗車できた復路の車内等の様子は、またの機会に載せようと思います…。

JR北海道 宗谷本線 「花たびそうや号」  掲載は経過順です
編成は昨年と同じ「キハ 400 宗谷線急行気動車風車両」+キハ 54 形「旧急行礼文用転換クロスシート車両」2両+キハ 40 形 「道北 流氷の恵み」
Sony α7R3・α7lll  / FE16-35mm F4・FE70-200mm F2.8M2(トリミングあり) 

vol.1998 (2000回まであと2回!)   20256-ok_20250606054501

2025年6月 3日 (火)

レイル・オン ブログ2000回&開設13周年記念  太和田光一郎

レイル・オンブログ「現代鉄道写真研究所」は、一昨日にブログ開設13周年を迎えました。そして来る6月12日には、記事回数が2000回に達成いたします。

月日が経つのは本当に早いもので、毎回、締め切りに追われながらも夢中に走り続けた13年でした。その間、大きなトラブルもなく、ダイヤ通りに運行できたのも、皆様からの温かいご支援のおかげと心から感謝申し上げます。

これからもみなさまに愛されるブログを目指して参りますので、今後ともお付き合いの程、お願い申し上げます。

さて、今回ご紹介する写真は、以前、よく撮影していた東海道新幹線ランドスケープのシリーズの中から、発表の機会を逃しストックされた写真の中より選び組み上げました。 題して『シンメトリックな車窓』。どうぞご覧ください。

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① 2021.9.4 東海道新幹線 岐阜羽島-名古屋間 

②              〃             静岡-新富士間

③ 2021.7.2      〃        岐阜羽島-米原間

④ 2021.12.12     〃      品川-新横浜間

⑤ 2018.8.21        〃         新横浜-品川間

⑥ 2016.9.29        〃         新横浜-小田原間

⑦ 2018.6.29         〃        浜松-掛川間

Nikon D5   Z7Ⅱ  24-70mm F2.8   70-200mm F2.8

20256-ok
    Vol.1997

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