例年4月から10月まで姿を見せてくれる箱館ハイカラ號ですが、今年は部品調達の関係で定期運行がお休みです。
寂しいシーズンとなりましたが、深緑眩しい週末に、地元有志の貸切運行に加え、翌日には530号車が登場しました。6月10日「路面電車の日」にちなんだ特別運行です。
待機
雨雲が去った駒場車庫で、2両の重鎮が目を覚ます。
函館市電 駒場車庫 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 250mmF5.6 T* RDPⅢ(+1)
涼風
足元のフランスギクを、潮風が揺さぶっていた。
函館市電 宝来町-青柳町 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T* RDPⅢ(+1)
歓喜の港町
この日はダイヤモンドプリンセスが入港した。いつもの摩周丸がとても小さく見えた。
函館市電 十字街-末広町 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 250mmF5.6 T* RDPⅢ(+1)
こかげ
6月の日差しはとても眩しく、道端の木蔭がそっと癒してくれた。
函館市電 十字街-宝来町 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T* RDPⅢ(+1)
六月の坂道
振り返れば函館山の深緑が目に飛び込んできた。
函館市電 宝来町-青柳町 HASSELBLAD 500CM Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*+2XE RDPⅢ(+1)
Vol.2008
少し前に所用で江ノ島に行って来た。お馴染みの江ノ電なので特に目新しいことは何もないのだが、路面電車区間で少しのあいだ撮影を楽しんだ。ちょうど夕日が沈む頃、うまい具合に富士山が見えたのがうれしかった。全国のトラムを訪ね歩いてはいるのだが、意外に足元の江ノ電とか都電には行かなくて少し反省している。
最近はこうしたローカル私鉄などを訪ねた折には写真もさることながら動画を中心に撮影することが多くなってきた。以前は動画は写真に比べて画質がやや不満だったが、いまは4Kの時代、動画はもはや動く写真だ。
装備もだんだんと凝ってきて近頃はこんな感じでジンバルをつけて手持ちで撮影することも多い。三脚でしっかりしたビデオ雲台を使ってなめらかなパンをした映像も見ていて気持ちがいいが、今のジンバルはとても高性能になっており、この装備を手持ちで軽く振るだけで三脚につけて撮ったかのようなスムーズなパンの映像が撮れる。
欠点としてはけっこう重いので腕が疲れるが、お手軽なので重宝している。撮影から戻って簡単に編集して見るだけなのだが、音が出て動くというだけで鉄道のような被写体はぐっと臨場感が増してつい何度も見てしまう。
FUJI X-T3 XF16-55/2.8 XF90/2 VOL.2007
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