長すぎる夏-小湊鐵道2025 深川俊一郎
暦にあらがうように居座る今年の夏。それでも朝夕の微かな清涼感に、遅れてきた秋を感じます。
そんな時には、辟易していたあの暑さを、少しだけ許せる気持ちになるのです。
見上げれば夏
おそるおそる見上げれば、そこには梅雨が空けたばかりのまだ若い夏空があった。
小湊鐵道 飯給-月崎 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ
夏空遥か
ゆっくりと時間かけながら、気まぐれな夏雲が漂ってゆく。
小湊鐵道 月崎-上総大久保 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ
片隅の夏
蝉時雨の木陰に入れば、息を整えるには十分な間があった。
小湊鐵道 上総大久保 HASSELBLAD 203FE Planar FE 110mmF2 T* RDPⅢ
Vol.2032
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先週の土曜にNHK-Gの『クローズアップ現代』で、渋谷駅線路切り替え工場の様子について、述べられてました。
渋谷は、僕も、都区内旅行(横浜から東急東京メトロパス)等にて、乗り換えや素通りで経由する事により縁が深いです。
鉄道旅行を楽しむ僕から見ると、その裏方として、技術者の苦労によって影を支える人が居るのだと実感しました。
弊社製品についても、僕らの生産工程が店頭に並べられる迄の道と考えられ、労を惜しまないべきでしょう。
投稿: Yoichiro-Honda | 2025年9月18日 (木) 20時10分
Yoichiro-Honda様
いつもご覧いただきありがとうございます。
表現者として作品を発表するということは、視覚的な印象のみならず、そのモチーフの背景や根底にある本質的なものを少しでもお伝えすることができたら本望です。
その一方で、撮りたいものを楽しみながら撮るという基本スタンスを大切にしています。
頂いたコメントへのお答えになっているかどうか分かりませんが、引き続きよろしくお願いいたします。
投稿: 深川俊一郎 | 2025年9月24日 (水) 23時53分