« 2025年11月 | トップページ | 2026年1月 »
今年も一年お付き合いいただき、ありがとうございました。
3月に写真展 根室本線-大地の軌跡を、念願であった札幌で開催することができました。これでとりあえず一区切りです。
そしてその直後に、見計らったように、愛機ハッセルブラッド201Fが再起不能に陥りました。まさに青天の霹靂です。
さてどうしたものか…考えに考え、動けるだけ動いて、そして縁あってハッセルブラッド203FEを迎えることができたわけですが、そのありがたさをより一層かみしめながら、シャッターを押すことになるのです。
さて、今年の1枚は「さいはての駅」です。3月14日を最後に、私にとって様々な想いが詰まった宗谷本線抜海駅が廃止されました。今はもう駅舎も解体され、今度訪れる時は、そこに駅があったことも錯覚だったのかと思うかもしれません。
それでは皆さまどうぞよいお年をお迎えください。
さいはての駅
私が抜海駅を訪れたのは、これが最後になった。
吹雪に閉ざされたその姿を、そっと瞼に焼き付けた。
宗谷本線 抜海 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T* RDPⅢ(+1)
Vol.2068
みなさん、本年もこのブログ「現代鉄道写真研究所」にお付き合いいただきまして本当にありがとうございました。今年の1枚として選んだのは4月21日の記事「やながわ希望の森公園」の小さなSLです。掲載したのは4月の記事で使った写真とほぼ同じ時刻に撮ったアザーカットです。こちらの方が蒸気が少なく汽車の顔がよく見えます。この時は仲間内でのチャーター運転のため、普段は見ることができない夜桜と汽車というすばらしい組み合わせを堪能することができました。
撮影日は桜の開花時期に合わせて事前に設定するものの、うまく満開になるかどうかはわかりません。当日の天気も直前まで気になります。今年はこれらの諸条件がうまくいって春らしい穏やかな晴天の中、満開の桜の下で楽しむことができました。僕は写真を撮るときに今でもフィルムカメラを使うことがしばしばあるのですが、鉄道写真に関してはほぼすべてデジタルです。やはり高感度が気軽に使えるのは大きなメリットです。
この撮影では定常光の照明を当てていますが、それほど明るいものではありません。フルサイズのセンサーでISO2500、シャッターは1/13、24−105のズームレンズで絞りは4.5です。強力な手ぶれ補正がついたボディなので手持ちでスローシャッター、ズームレンズの開放に近い絞りにも関わらず画面周辺までシャープです。
実際に撮影したデータはこの写真より2段くらいアンダーです。あとからRawデータを現像する際にシャドーを明るく起こしてから、ノイズリダクションをかけました。できあがった写真を見ると、もともとあったノイズはほとんどなくなり、解像度も落ちた感じがしません。トーンも不自然なところもなく目で見たままの夜桜の中の汽車が見事に再現されていました。撮影からレタッチに至るまで最新機材やテクノロジーの進歩の凄さにあらためて敬服しました。そういう意味でも今年思い出深い写真です。デジタルになってそれまで撮れなかった鉄道情景が撮影可能になっています。現代に生きるありがたみを感じました。
みなさま、良いお年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願いします。
SONY α7Ⅳ 24−105/4 VOL.2067
皆様、いつも当ブログをご覧頂き、またコメントもお送りくださいまして本当にありがとうございます。
2025年の最終日に無事に記事をあげられまして、これが当たり前ではないことに幸せを実感し、そして皆様へも大きな感謝を感じています。
大晦日恒例「今年の一枚 」…、今年は「一車種」としてキハ40系(広義)を数枚載せたいと思います。(一枚でこれぞというものがなく、毎年、数でごまかしてスペースばかりとっていますがお許しください。)
1977年から1982年の昭和真っ只中に製造された40系は、少し前ならばしばらく待てばあちらこちらでその姿を見ることが出来ましたが年々その数は少なくなり、今では意識して行かないとなかなか会えない車両となりました。自分と年齢的にも近く(筆者の方が歳くってますが…)寄る年波に勝てないのも自分と同じ!?。ちょっと丸っこいフォルムとつぶらなお目々がお気に入りで沢山の親近感を感じるキハ40系、今年の締めくくり記事に登場してもらおうと思います。
まずは6月に載せた南国風景より
指宿枕崎線 石垣〜水成川
吉都線 えびのー京町温泉

日高本線 勇払ー浜厚真
宗谷本線 勇知ー南稚内 秋たびそうや号(2・3両目は54系)
SAYONARA 2025
来たる2026年が皆様にとりまして素晴らしい年になりますようお祈り申し上げます
OMAKE 老体にも負けずに元気に走ってくれてThanks puntarou & 老体の筆者
vol.2066
朝の光の中で・・・ 尻手-八丁畷間(写真上)
今から45年前、昭和55年の11月に南武支線で活躍していた旧型国電がひっそりとその役目を終えました。
この年の1月、鶴見線の旧型国電は華々しく『さようなら運転』が催されましたが、南武支線では特別なセレモニーもない寂しい終焉でした。
今年、昭和100年の最後は、101系に置き替えられる直前に無けなしのコダクロームで撮った、懐かしのカットをご覧いただきたいと思います。
1963年、コダック社よりコダクローム現像所の指定を受けた東洋現像所が画面左上に見える。当時、全国で撮影されたコダクロームは、ここで現像されていた。 尻手-八丁畷間(写真右上)
Canon EF FD24mm F2 ・ FD50mm F1.4 ・ FD200mm F2.8 KR
撮影:1980.11.3 1980.11.6 国鉄 南武支線
銀杏落葉が里山を鮮やかに染める頃、やがて季節はゆっくりと暮れてゆきます。
この静かな小春日和に撮り納めを迎えることが、すっかり恒例になりました。
黄色い絨毯
サクサクと楽しげなリズムを奏でる黄色い絨毯。
小湊鐵道 上総鶴舞-上総久保 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100
大銀杏の駅
小駅を見守る大銀杏には、季節の移ろいが凝縮されていた。
小湊鐵道 上総久保 HASSELBLAD 203FE Tele-Tessar FE 250mmF4 T*+2XE RVP100
たそがれ
茜空が寂しげだった夕暮れ時。
小湊鐵道 上総牛久 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100
Vol.2064
日本大学芸術学部写真学科 教員作品展 SKYⅧ
2025.12.19 - 12.25
11:00 - 19:00
会期中無休
ソニーイメージングギャラリー銀座
中央区銀座5-8-1 銀座プレイス6階
https://www.sony.co.jp/united/
ゆくえがはっきりしなかった今年の秋、線路端には落し物が散りばめられています。
そして気が付けば暦の上ではもう冬なのです。
静かな秋1
音符のような穂波が風音を奏でていた。
小湊鐵道 上総川間-上総鶴舞 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100
静かな秋2
黄金色の西日が寂しげに輝いていた。
小湊鐵道 上総牛久-上総川間 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100
静かな秋3
日が暮れる前に帰ろうか。
小湊鐵道 上総牛久-上総川間 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100
Vol.2060
自分と同じ名前の駅があるとわかれば、鉄道ファンなら誰しも1度は訪ねて行ってみたいと思うことだろう。「服部」の名のつく駅は全国にいくつかあるが、今回は阪急宝塚線の「服部天神」駅まで見に行ってきた。
阪急の駅としてはごくありふれた佇まいで、すぐ裏にはパチンコ屋があり忍者ハットリくんらしきキャラクターがいる。しかし、なんといっても目を引くのは上り線ホームに御神木の大きな木が1本生えていることだ。じっさいしめ縄が巻かれてきちんとお祀りしてある。駅名にあるとおり近所に服部天神宮があり、駅はこの境内にあるということらしい。境内にある御神木なら切るわけにもいかなかったのだろうなぁと想像する。
せっかくなので服部天神宮にお参りに行ってきた。ここは足の神様として知られているということで、境内には「踏み石」と呼ばれる祈願台座があった。二礼二拍手一礼の作法でお参りしてからここに座り、「足病平癒・健脚」などと唱えると足の病気が治ったり、いつまでも健脚が保てるというご利益だった。僕もこの先いくつになっても足腰が元気で世界中いろんな鉄道を訪ね歩きたいと強く思っているので、しっかりとお参りしてきた。
HASSELBLAD CFVⅡ50C 45/4 VOL.2059
以前に度々ご紹介しました、九州在住の元同僚のメンバーと共に、初秋のみちのく岩手を旅して来ました。
今回、かねてから念願だった人生の先達である新渡戸稲造・宮沢賢治両氏の記念館を見学することができ、とても意義深い旅となりました。
併せて、近くを走るJR釜石線を撮影出来ましたので、どうぞご覧ください。
今回の宿は北上川の畔。ホテルの最上階の窓からは、北上市立公園展勝地が眼下に広がり、東北新幹線が時折通過するのが見える。北上-水沢江刺間(写真上2枚共)
初秋のみちのく ・ 鉄路を守る男たち。宮守-柏木平間(写真上2枚共)
花巻空港にほど近い羅須地人協会「賢治先生の家」(写真右)
農政学者・教育者・著述家・国際人として、多彩な活躍をした新渡戸稲造。世界の名著『武士道』のルーツを辿り、 花巻新渡戸記念館へ(写真左)![]()
遠野観光の帰り道、民話のふるさと遠野平野が茜色に染まる。
綾織-遠野間(写真上)
岩手軽便鉄道をこよなく愛した、ご存じ宮沢賢治『銀河鉄道の夜』のモチーフになった、めがね橋・宮守川橋梁のライトアップ。
宮守-柏木平間(写真下)
Nikon Z8 Z14-30mm ・ Z24-70mm ・ Z70-180mm ・ ED300mm
撮影:2025.10.29-30 JR釜石線
最近のコメント