2025 今年の1枚 やながわ希望の森公園 服部一人
みなさん、本年もこのブログ「現代鉄道写真研究所」にお付き合いいただきまして本当にありがとうございました。今年の1枚として選んだのは4月21日の記事「やながわ希望の森公園」の小さなSLです。掲載したのは4月の記事で使った写真とほぼ同じ時刻に撮ったアザーカットです。こちらの方が蒸気が少なく汽車の顔がよく見えます。この時は仲間内でのチャーター運転のため、普段は見ることができない夜桜と汽車というすばらしい組み合わせを堪能することができました。
撮影日は桜の開花時期に合わせて事前に設定するものの、うまく満開になるかどうかはわかりません。当日の天気も直前まで気になります。今年はこれらの諸条件がうまくいって春らしい穏やかな晴天の中、満開の桜の下で楽しむことができました。僕は写真を撮るときに今でもフィルムカメラを使うことがしばしばあるのですが、鉄道写真に関してはほぼすべてデジタルです。やはり高感度が気軽に使えるのは大きなメリットです。
この撮影では定常光の照明を当てていますが、それほど明るいものではありません。フルサイズのセンサーでISO2500、シャッターは1/13、24−105のズームレンズで絞りは4.5です。強力な手ぶれ補正がついたボディなので手持ちでスローシャッター、ズームレンズの開放に近い絞りにも関わらず画面周辺までシャープです。
実際に撮影したデータはこの写真より2段くらいアンダーです。あとからRawデータを現像する際にシャドーを明るく起こしてから、ノイズリダクションをかけました。できあがった写真を見ると、もともとあったノイズはほとんどなくなり、解像度も落ちた感じがしません。トーンも不自然なところもなく目で見たままの夜桜の中の汽車が見事に再現されていました。撮影からレタッチに至るまで最新機材やテクノロジーの進歩の凄さにあらためて敬服しました。そういう意味でも今年思い出深い写真です。デジタルになってそれまで撮れなかった鉄道情景が撮影可能になっています。現代に生きるありがたみを感じました。
みなさま、良いお年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願いします。
SONY α7Ⅳ 24−105/4 VOL.2067
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