あの夏のレールバス① 深川俊一郎
ここ2回、久しぶりに対面したレールバスをご覧いただきましたが、今回は一気に時代を遡ります。
昭和55年は確か冷夏だったと記憶しています。
前年の昭和54年夏に、初めての北海道撮影行に臨んだ私は、翌年の夏は何故か東北にいました。高校2年生です。
青森駅桟橋待合室で夜を明かし、北を目指す連絡船に乗らない自分に、得も言われぬ罪悪感にも似た侘しさを覚えました。
結果的にそのあと幾度となく北海道に渡ることになるのですが、その時は初の北海道の後に、東北も知るべきだと理由をつけて、海峡を渡ることなく過ごしたました。
そしてわずか1回限りとなりましたが、南部縦貫鉄道を訪れることになったのです。
小さな貨物列車
小さな鉄橋を短い貨物列車がやってきた。
まるでプラレールのようだと喜んでしまった。
南部縦貫鉄道 盛田牧場前-七戸 minolta XD MC W.ROKKOR 35mmF1.8 KR
長い坂道
長い坂道の向こうまでレールが見渡せた。
車体を左右に小刻みに揺らしながら、カタコト走る後姿が愛らしかった。
南部縦貫鉄道 営農大学校前-盛田牧場前 minolta XD MD TELE ROKKOR 135mmF2.8 KR
寂しげな夏
今からは考えられないほど涼しい夏だった。
ファインダー越しに見た夏の旅人が寂しげだった。
南部縦貫鉄道 中野-営農大学校前 minolta XD MD TELE ROKKOR 135mmF2.8 KM
かえりみち
小さな駅は細い坂道の上にあった。
お盆を過ぎて、半袖では少し涼しかった。
南部縦貫鉄道 中野-営農大学校前 minolta XD MC W.ROKKOR 35mmF1.8 KM
(撮影区間はおぼろげな記憶であることをお許しください)
Vol.2085
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