北へのいざない-2026大寒① 深川俊一郎
雪の便りが届くと、本能的に心が北へ向かいます。
函館から先に足を延ばすのは何と1年ぶりのことですが、前から気になっていた場所や撮りたかったシーンを求めて雪原に立ちました。
これから数回に亘り、少しずつご覧いただきます。
まずは空知平野を疾走する函館本線の特急列車です。移動で乗ることは多々ありますが、撮るのは実質初めてです。その車窓は、激しい雪雲の流れや目まぐるしく変わる大地の表情が堪能でき、いつか撮りたいと思っていました。
そして今どきの列車としてとしてはとてもカッコよく魅力的なことも、大いに写欲が湧く理由なのです。
深雪晴
厚い雪雲が見る見る去っていった。
たなびく雪煙はゆっくりと朝陽に飲み込まれていった。
函館本線 江部乙-妹背牛 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T* RDPⅢ(+1)
遥かな大地
振り返ると白い空知平野が広がっていた。
聞こえるのはすぐそこでキツツキが木を叩く音と、遠くから微かに届いた列車の音だけだ。
函館本線 江部乙-妹背牛 HASSELBLAD 500CM Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*+2XE RDPⅢ
凍晴
光る雪面は眩しく目を開けるのがやっとだった。
カラフルな列車の色合いがいつまでも瞼に焼き付いていた。
函館本線 江部乙-妹背牛 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T* RDPⅢ(+1)
Vol.2093
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