会津線に汽笛響く 深川俊一郎
旧会津線に蒸気機関車が走るのは、実に52年ぶりとのことです。これは会津鉄道が野岩鉄道を経由して東武鉄道と繋がっていること、その東武鉄道が蒸気機関車を購入して走らせていることで物理的に可能となったわけですが、その機関車、C11325もまた不思議なめぐり合わせです。
私が只見線を撮り込んでいた2001年10月、只見線全線開通30周年を記念して、真岡鉄道から借り入れたC11325機で蒸気機関車が復活。その後数年おきに奥会津に汽笛を響かせ、その雄姿を見せてくれましたが、2017年5月が最後になりました。そしてC11325は真岡鉄道から東武鉄道に譲渡されたのです。
今回走行するのがまさにそのC11325。只見線で何度もその姿を捉えた同機が再び会津の地を走ることは、感慨深いものがありす。
初日は下り列車が会津若松へ、そして二日目は上り列車として戻ってくる行程。非電化の会津田島~会津若松は、蒸気機関車が先頭に立つので、もっぱらその区間を狙います。
小さなふみきり
湿った風が頬に張り付いていた午後。
会津鉄道 田島高校前-会津長野 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100
木蔭より
山の向こうから汽笛がこだました。
会津鉄道 塔のへつり-湯野上温泉 HASSELBLAD 203FE Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RVP100
いつかの記憶
そういえばこんなシーンが前にもあった気がした。初日の終点も近い。
会津鉄道 門田-南若松 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100
緑風
二日目は緑風が吹き渡る爽やかな朝だった。
会津鉄道 あまや-門田 HASSELBLAD 203FE Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RVP100
晴れ舞台
沿線の歓声を受けながら、誇らしげに駆け抜けてゆく。
会津鉄道 田島高校前-会津長野 HASSELBLAD 203FE Planar FE 110mmF2 T* RVP100
小休止
近代的な駅舎に武骨な蒸気機関車が不釣り合いで面白い。
会津鉄道 会津田島 HASSELBLAD 203FE Planar FE 110mmF2 T* RVP100
Vol.2141
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