2018年8月 9日 (木)

暑かった夏-三岐鉄道北勢線  深川俊一郎

今回は三重県にあるもう一つの762㎜という狭軌、三岐鉄道北勢線です。
こちらは野山を走る本格的なローカル線で、乗り応え、撮り応えたっぷりです。
ツートンカラーのレトロな車両が、少し寂しげに真夏の郷愁を漂わせます。

18037
朝風とともに


一番列車から受ける朝風は、既に猛暑の予感がある。
車内 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

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暑かった夏


暑すぎた夏に、のどかな浮雲はささやかな気休めだ。
穴太-東員 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

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猛暑


熱気が溜まっていた線路端。
東員-大泉 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

18039
白昼


めまいがしそうな白昼に、気が遠くなりそうな夏空が広がっている。
楚原-麻生田 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

18039_2
気だるい午後


今日は終業式。少し狭い車内は膝がくっつきそうだ。
車内 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

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陽炎の細道


細い細い線路が、暑さに揺れていた。
楚原-麻生田 HASSELBLAD 201F Sonnar C 250mmF5.6 T*

Vol.1137

2018年7月27日 (金)

パステルカラーの夏-四日市あすなろう鉄道  深川俊一郎

三重県には762㎜という狭軌の鉄道があります。
その一つ、四日市あすなろう鉄道は、線路や電車との距離感が何だかとても近く、親しみを覚えます。
もうすぐお別れのパステルカラーの可愛い電車が、猛暑の街を彩ります。

17041
線路端の夏休み


真夏の静寂が小さな線路端に漂っていた。
追分-小古曽 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

17042
高いそら


妙にノッポな架線柱が、高いそらに向かって伸びている。
日永-南日永 HASSELBLAD 201F Sonnar C 250mmF5.6 T*

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熱波


狭くて細い線路を、熱気を残して小さな列車が去っていった。
泊 HASSELBLAD 201F Sonnar C 250mmF5.6 T*

17036
真夏の追いかけっこ


自転車の子供達といい勝負だ。
車内 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

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パステルカラーの夏


優しくて柔らかくて、少し涼し気な彩り。
日永-南日永 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

Vol.1133

2018年7月15日 (日)

梅雨の晴れ間‐小湊鉄道②  深川俊一郎

平年ならそろそろ梅雨明けが気になる頃。予定では梅雨明けに合わせるはずでしたが、想定外の真夏になってしまいました。
近くて懐かしい房総の小さな鉄道は、暑い夏が似合います。

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水無月の通学路


一日に2回だけ賑わう線路端の一本道。
黄緑色の空気が瑞々しく漂っている。
小湊鉄道 上総川間 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*

18035
雨上がりの月曜日


水たまりが名残惜しそうに夏空を映している。
週初めの朝はまだ少し眠たげだ。
小湊鉄道 上総川間 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

18036
蒼い木陰


紫陽花は日陰が似合う。
鮮やかだった初夏の日の光と影。
小湊鉄道 高滝-里見 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

18036_2
夏の気配


二色の色彩が濃い緑に浮き立っている。
初夏の里山は郷愁に溢れている。
小湊鉄道 高滝-里見 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

Vol.1129

2018年7月 3日 (火)

梅雨の晴れ間‐小湊鉄道  深川俊一郎

夏至を迎える頃、ひとたび陽が差せばその強さは強烈です。
一気に真夏日から猛暑日へ・・・気持ちもからだも付いていくのが精一杯です。

18036
梅雨の晴れ間


雨上がりの紫陽花は控えめに美しい。
ひとけのないホームからの眺めは飽きることがない。
小湊鉄道 高滝 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

18036_2
眩しい木漏れ日


駅前の一本桜はもう真夏の装いだ。
見上げれば目が眩みそうな木漏れ日が降ってきた。
小湊鉄道 高滝 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

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ひといき


朝から気温は上昇。
涼しい日陰を探すのも苦労しそうだ。
小湊鉄道 高滝 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

Vol.1125

2018年6月21日 (木)

路面電車紀行‐陽春の函館市電②  深川俊一郎

緑が濃くなりつつも、相変わらず寒暖差激しい北国の春。
派手な広告電車に紛れて、少し褪せた萌黄色の812号もさりげなく走っています。

18030
眠たげな駅前広場

気だるさ残る朝の交差点を、擦れ合うように市電がすれ違ってゆく。
函館市電 函館駅前 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*

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港町風情

静かな朝の港町に、市電の低い唸りが響く。
函館市電 十字街-末広町 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

18032
街の顔

市電は皆に優しい身近な乗り物だ。
函館市電 十字街 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

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温もりの車内

木の床が無性に懐かしく温かい。
函館市電 車内 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

18031_2
七つの掟

今も生きている大事な約束。
函館市電 車内 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

18030_2
微笑みの街角

陽射しは日に日に眩しくなってゆく。
函館市電 松風町-函館駅前 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

Vol.1121

2018年6月 9日 (土)

ブログ6周年 路面電車紀行-アンタルヤのトラムヴァイ  深川俊一郎

いつしか私たちのブログも7年目に突入しました。これからもよろしくお願い申し上げます。
気がつけばライフワークの北海道・只見線に次いで、市電の走る街に惹かれています。
普段着の街とそこにある身近な鉄道は、ささやかな魅力に溢れているのです。

今回は温暖な地中海の古都アンタルヤ、その街に溶け込むように市電は走っています。
のんびりしたペースに自分の性格まで染まってしまいそうです。

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可憐な車列

底抜けに明るく可愛らしくお洒落な車列。

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午後の散歩

少し傾いた陽射しが眩しかった交差点。

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クールな街角

唐突に時代を飛び越えてしまったような街角。

17062_2
パステルカラーの街

見上げればパステルカラーの空。トラムもカラフルだ。

アンタルヤ トラムヴァイ HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T*

Vol.1117

2018年5月27日 (日)

路面電車紀行‐陽春の函館市電  深川俊一郎

東京が初夏の装いになる頃、桜前線は海峡を渡り、そして長かった道のりに終止符が打たれます。
坂道を吹き抜ける風はまだ少し冷たいけれど、陽射しがおおらかに降り注ぎます。

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海風あたたか


遠くから歓声が聞こえてきた。
海風に揺れていた北国の桜。
函館市電 青柳町-谷地頭 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*

18025
お出かけ日和


桜が咲けば皆の表情も嬉しそうだ。
はやる気持ちで電車道を渡ってゆく。
函館市電 青柳町-谷地頭 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*

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坂道の一本桜


坂道にある洋館の佇まいが異国情緒を漂わせている。
小さな一本桜につい足を止める人がいた。
函館市電 十字街-末広町 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

18026
海風渡る


午後になると海風が一層強くなってきた。
軒先の小さな鯉のぼりも春を喜んでいるかのよう。
函館市電 十字街-末広町 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

Vol.1112

2018年5月15日 (火)

只見線がくれたもの-2018皐月②  深川俊一郎

若松では桜が散っているのに、只見まで来るとまだ残雪が眩しく、その山深さを実感します。
いよいよ今年度から復旧作業が始まるとのこと。3年後がとても待ち遠しい、明るい春です。

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寡黙な鉄路


列車が来なくなって7年目の春。今にも自然に回帰しそうだ。
でも今までとは違う。奇跡の復活へ向けた道が開けたのだ。
只見線 会津蒲生-只見 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

Vol.1108

2018年5月 3日 (木)

只見線がくれたもの-2018皐月  深川俊一郎

あまりにも急ぎ足の今年の桜前線。
焦る気持ちを抑えるように早春の会津を訪れれば、そこには雪解けを待ちきれずに咲き誇る桜がありました。

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薄明桜


夜明けの山峡は身が引き締まるように冷ややかだ。
うっすらと、そして厳かに花の海が浮き立ってゆく。
只見線 会津柳津-郷戸 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

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花屏風


天空に見事な花模様が描かれた。
雪解けの余韻が残る鮮烈な一幕だ。
只見線 会津柳津-郷戸 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

18021
野辺のみち


線路端にある、どこか気になる桜。
都会の花見の喧騒が嘘のような、静かな野辺のみち。
只見線 会津中川-会津川口 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

Vol.1104

2018年4月21日 (土)

甘い香り‐小湊鉄道  深川俊一郎

花の便りが聞かれると、暖かな日差しに誘われて、房総の小さな鉄路に足が向きます。
細いレールのあちらこちらに、華やかな彩りと甘い香りが溢れているのです。

18018
ゆるやかに


ゆるやかに、本当にゆるやかに時が流れてゆく。
散る花びらと思いきや、モンシロチョウが追いかけっこをしているのだった。
小湊鉄道 高滝 HASSELBLAD 201F  Planar FE 110mmF2 T*

18019
甘い香り


少し目線を下げるだけで、柔らかな黄色いスクリーンに包まれる。
迷い込めば隅々まで甘い香りに染まってしまいそうだ。
小湊鉄道 月崎-上総大久保 HASSELBLAD 201F  Sonnar C 250mmF5.6 T*

Vol.1100

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