2024年6月15日 (土)

路面電車紀行-函館市電2024陽春②  深川俊一郎

函館山の深緑が目に染みる頃、道端の花々が楽し気に咲き誇ります。
涼やかな五月の風が、海峡通りを駆けてゆきます。

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道端の花束
足元から高貴な香りが漂ってきた。
函館市電 五稜郭公園前 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ(+1)

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五月の風
心地よい五月の風が、坂道を駆け下りてきた。
函館市電 十字街-末広町 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ(+1)

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旧知の仲
重鎮同士の稀な顔合わせ。
函館市電 青柳町-谷地頭 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ(+1)

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五月晴れ
眩しいほどの深緑に思わず息をのむ。
函館市電 末広町-大町 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ(+1)

Vol.1875

2024年6月 3日 (月)

ブログ開設12周年記念 路面電車紀行-函館市電2024陽春  深川俊一郎

いつもご覧いただき、ありがとうございます。当ブログがスタートして12年が経過しました。私のここ数年の周年記事は根室本線がらみでしたが、それも一区切り。
その反動というわけでもないのですが、今は街中を走る市電に、より一層惹かれる自分がいます。もちろん興味が湧くのは、魅力的な旧型車です。
今のところレパートリー(撮影で訪れたことがあるという意味で)としては、北から函館・富山・高岡(万葉線)・福井・大阪(阪堺電車)・広島・熊本などですが、他にもまだまだ行きたいところはあります。そして忘れてならないのは中国の大連ですが、これは久しぶりに後日たっぷりご覧いただきます。

さて、今回は陽春の函館市電をご覧いただきます。待ち遠しかった北国の春を、市電が堂々と闊歩します。
そして余談ですが、利便性や体力・コスト的にデジタルにそそられる自分もいるのですが、先の写真展で多くの方にフィルムのよさを実感していただき(自身も再認識したので…)、今のところはこの撮影スタイルでいこうと思います。よって季節は既に夏を思わせる陽気ですが、いつも通り撮影・現像・スキャンの手順を踏み、タイムラグがありますことをお許しください。

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春光の電停
まだ7時前だというのに日はもう高い。
函館市電 十字街 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ

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電車みちのねこ
一体何匹いるの?
函館市電 宝来町-青柳町 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T* RDPⅢ

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遠くの歓声
待ちきれなかった北国の春。
函館市電 青柳町-谷地頭 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ

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潮風の通り道
少し湿った風が通り抜けてゆく。
函館市電 宝来町-青柳町 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T*+2XE RDPⅢ

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老樹の坂
黙々とこの坂を見守ってきた老樹があった。
函館市電 十字街-末広町 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T* RDPⅢ

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坂道の途中
様々な思いが交わっていた春の日。
函館市電 青柳町-谷地頭 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T*+2XE RDPⅢ

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長い坂道
見るだけで息が切れそうな長い坂道。
函館市電 大町 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ

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西日の電停
そろそろ帰ろうかな。
函館市電 十字街 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ

Vol.1871

2024年5月21日 (火)

桜舞う-小湊鐵道2024②  深川俊一郎

散り始めのうら寂しさが、柔らかに宙を彷徨います。
気まぐれなそよかぜは、惜しみなく花びらを揺さぶるのです。

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そよかぜの道
足踏みしていた季節が嘘のように暖かな日だった。
細いレールの向こうでは、小さな春がそよかぜに吹かれていた。

小湊鐵道 高滝-里見 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T*+2XE RDPⅢ

Vol.1867

2024年5月 9日 (木)

桜舞う-小湊鐵道2024①  深川俊一郎

都心の桜が儚く散る頃、房総の里山の桜が盛りを迎えます。
まるで絵に描いたように心に響く鉄道風景が、そこにはあるのです。

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静謐な朝
土と水の匂いが静謐な空間に漂っていた。
小湊鐵道 上総川間 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ

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春色空間
むせるような春の香りが鼻の奥に心地よい。
小湊鐵道 上総大久保-養老渓谷 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ

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桜小道
長閑な小道は優しく桜に包まれていた。
小湊鐵道 高滝-里見 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T* RDPⅢ

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桜舞う
風が吹くたび心がゆっくりとほどけてゆく。
小湊鐵道 月崎 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ

Vol.1863

2024年4月27日 (土)

地元の桜2024②  深川俊一郎

飯田橋から市ヶ谷の一駅は、散歩にちょうどよいコースです。
今年は花冷えが続きましたが、2週連続の花見ができたので、ちょっと得した気分です。

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電車の見える散歩道
走る電車は、カラフルなオレンジや黄色から、無機質な銀色に変わったけれど、横目で眺めながらの散歩はやはり楽しい。
中央本線 飯田橋-市ヶ谷 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ

Vol.1859

2024年4月15日 (月)

地元の桜2024①  深川俊一郎

ここ数年はひたすら最北の桜を追っていましたが、地元の桜を撮影するのは本当に久しぶりのことです。
私にとって徒歩圏の、一番近い桜と列車です。

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足踏みの春
新年度に咲く桜を見たのは、久しぶりな気がする。
中央本線 飯田橋-市ヶ谷 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ

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花冷え
少し肌寒いけど楽しかった散歩道。
中央本線 飯田橋-市ヶ谷 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ

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遅い開花
咲き始めの桜は期待に満ち溢れている。
中央本線 飯田橋-市ヶ谷 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ

Vol.1855

2024年4月 3日 (水)

路面電車紀行-少雪の函館市電2024②  深川俊一郎

旧型車がまだまだ健在の函館市電ですが、老舗洋食屋の五島軒さんの広告車輛に変化がありました。
シックなモスグリーン一色から、二色の金太郎塗りになり、函館の街にしっくりと馴染んでいます。

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かわいた冬道
冬道は乾き、函館山の雪も少なめだ。
函館市電 中央病院前-千代台 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 250mmF5.6 T* E100

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少雪の散歩道
朝の散歩も楽そうだ。
函館市電 湯の川-湯の川温泉 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 E100

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大荷物
海風が大きな荷物を震わせていた。
函館市電 十字街 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 E100

Vol.1851

2024年3月21日 (木)

根室本線-大地の軌跡⑧  深川俊一郎

写真展 根室本線-大地の軌跡 は無事終了しました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
写真をモニターで見ることが多くなった昨今、大伸ばしの銀塩写真の奥深さを自分でも再認識した次第です。
根室本線の富良野-新得間の営業終了まであと10日あまり。現地はさぞ賑わっていることでしょう。
私は今、遠くから静かに思いを馳せています。

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暖かな駅が幾人の旅人を迎えたことだろう。
その小さな灯も間もなく消える日がやってくる。
根室本線 布部 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 E100(+1)

Vol.1847

2024年3月 9日 (土)

根室本線-大地の軌跡⑦  深川俊一郎

北の大地に繰り広げられる鉄道風景はいつでも一期一会なのに、いつしか当たり前の光景だと錯覚していたように思います。
このブログでも何度か触れましたが、もう50年近く前に、とある本に載っていた「北の大地をぽつんと走る気動車の写真」に、心は一瞬にして北へと馳せることになったことが、根底にあります。
その想いをいよいよ封印する時が来ました。
私は決して車両だけにこだわってはいないつもりでしたが、形式は違えどその根底にある鉄道風景が、当たり前のように今日までそこにありました。
そして今、私の中で、北の大地のかけがえのない鉄道風景が静かに終焉を迎えます。

今回の作品は、「浅春」です。以前のブログでご覧いただきましたが、私が撮りたかった「北の大地をポツンと走る二色塗りの気動車」の写真です。
モニター画面では小さいですが、写真展会場では大伸ばしでご覧いただけますので、是非お待ちしております。

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浅春

浅い春は清冽で心が洗われる。
遠くの線路を小さな気動車がのんびりと、そして確かな足取りで走っていった。
根室本線 布部-山部 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T* E100

Vol.1843

☆写真展開催中
根室本線-大地の軌跡
富士フォトギャラリー銀座(中央区銀座1-2-4 4F)
令和6年3月8日(金)~3月14日(木)
平日10:30~19:00・土日11:00~17:00(最終日14:00迄)
http://www.prolab-create.jp/gallery/ginza/

☆写真集発売中
根室本線-大地の軌跡
発行:共同文化社
ISBN:978-4-87739-396-0
https://www.kyodo-bunkasha.net/items/82060722
写真展会場では数量限定ですが特別価格で販売中です。

2024年2月25日 (日)

写真展開催・写真集発刊のご案内  深川俊一郎

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☆写真展 根室本線-大地の軌跡

厳しくも美しい北海道の大地を舞台に、光り輝く小さな列車がゆっくりと辿ってゆく…
当ブログでも度々ご覧いただいた根室本線の富良野~新得間81.7㎞が、3月31日限りで終焉を迎えます。この区間は、根室本線の中でも森と湖と大地が織りなす繊細で美しい光景が広がり、そこを辿る小さなローカル列車は、北への旅愁を誘う魅力にあふれています。
このかけがえのない光景を永遠の記憶として残し、伝えたいと思います。
緻密で奥行きのある6×6判フィルムカメラで捉えた作品群を、高精細な大伸ばしプリントでじっくりご鑑賞いただきます。
皆様のご来場をお待ち申し上げます。

富士フォトギャラリー銀座(中央区銀座1-2-4 4F)
2024年3月8日(金)~3月14日(木)
平日10:30~19:00・土日11:00~17:00(最終日14:00迄)
http://www.prolab-create.jp/gallery/ginza/


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☆写真集 根室本線-大地の軌跡

発行:共同文化社
定価:2,420円(税込み)
https://www.kyodo-bunkasha.net/items/82060722
写真展会場では数量限定ですが特別価格で販売します!

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