2026年8月 9日 (日)

路面電車紀行-新時代の広島電鉄2026  深川俊一郎

昨夏の駅前大橋ルート開業に続き、この春には新しい循環線が開業しました。
より利便性が高まった広島電鉄では、魅力的な旧型車が変わらずに活躍しています。

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新しい夏
新しい方向に線路が敷かれた、的場の交差点。元西鉄の602号車が固定運行した。
広島電鉄 段原一丁目-的場町 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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古参同士
循環線では旧型車が次々とやってきて楽しい。
広島電鉄 車内 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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照返し
思わず目を細めてしまうほど陽射しは強烈だった。元大阪市電の762号車は昭和15年生まれの重鎮だ。
広島電鉄 本通-袋町 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100


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目抜き通り
梅雨明けを追いかけるように猛暑がやって来た。
広島電鉄 本通-袋町 HASSELBLAD 203FE Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RVP100

Vol.2145

2026年7月27日 (月)

会津線に汽笛響く  深川俊一郎

旧会津線に蒸気機関車が走るのは、実に52年ぶりとのことです。これは会津鉄道が野岩鉄道を経由して東武鉄道と繋がっていること、その東武鉄道が蒸気機関車を購入して走らせていることで物理的に可能となったわけですが、その機関車、C11325もまた不思議なめぐり合わせです。
私が只見線を撮り込んでいた2001年10月、只見線全線開通30周年を記念して、真岡鉄道から借り入れたC11325機で蒸気機関車が復活。その後数年おきに奥会津に汽笛を響かせ、その雄姿を見せてくれましたが、2017年5月が最後になりました。そしてC11325は真岡鉄道から東武鉄道に譲渡されたのです。
今回走行するのがまさにそのC11325。只見線で何度もその姿を捉えた同機が再び会津の地を走ることは、感慨深いものがありす。
初日は下り列車が会津若松へ、そして二日目は上り列車として戻ってくる行程。非電化の会津田島~会津若松は、蒸気機関車が先頭に立つので、もっぱらその区間を狙います。

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小さなふみきり
湿った風が頬に張り付いていた午後。
会津鉄道 田島高校前-会津長野 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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木蔭より
山の向こうから汽笛がこだました。
会津鉄道 塔のへつり-湯野上温泉 HASSELBLAD 203FE Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RVP100

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いつかの記憶
そういえばこんなシーンが前にもあった気がした。初日の終点も近い。
会津鉄道 門田-南若松 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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緑風
二日目は緑風が吹き渡る爽やかな朝だった。
会津鉄道 あまや-門田 HASSELBLAD 203FE Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RVP100

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晴れ舞台
沿線の歓声を受けながら、誇らしげに駆け抜けてゆく。
会津鉄道 田島高校前-会津長野 HASSELBLAD 203FE Planar FE 110mmF2 T* RVP100

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小休止
近代的な駅舎に武骨な蒸気機関車が不釣り合いで面白い。
会津鉄道 会津田島 HASSELBLAD 203FE Planar FE 110mmF2 T* RVP100

Vol.2141

2026年7月15日 (水)

緑の季節-小湊鐵道2026  深川俊一郎

田んぼが水をたっぷり湛えて、澄み切った空を映せば、里山の夏が幕を開けます。
梅雨入りまでの僅かな時間は、緑が最も輝く季節です。

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緑の季節
青と緑の彩色が目に染みた朝。
小湊鐵道 上総川間-上総鶴舞 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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そよかぜのホーム
片隅のフランスギクが微風に揺れていた。
小湊鐵道 馬立 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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五月晴れ
清々しい里山の五月に心も軽くなる。
小湊鐵道 上総鶴舞-上総久保 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

Vol.2137

2026年7月 3日 (金)

路面電車紀行-とさでん交通 北欧の金魚電車走る!  深川俊一郎

実は今回思い立ってとさでん交通を訪れたのも、この可愛らしい電車に会いたかったからなのです。
昭和14年ノルウェー生まれの「オスロ市電B形電車」。昭和60年までオスロ市内を走っており、平成3年に縁あってはるばる高知の地に来たとのこと。尻尾のような流線形部分が、ゴールドフィッシュ(金魚電車)と呼ばれる所以です。
桟橋車庫での撮影会に、ダイヤモンドクロッシング体験乗車、そして撮影のための途中下車・再乗車と、たっぷり堪能できました。

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Gullfisk 1
何とも愛嬌のある顔に、電球のヘッドライトが可愛らしい。
とさでん交通 桟橋車庫 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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Gullfisk 2
流線形側は本来後方であったが、運転台が設置され、両方向に走ることができる。
とさでん交通 桟橋車庫 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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Gullfisk 3
桟橋車庫はお宝がたくさんだ。
とさでん交通 桟橋車庫 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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Gullfisk 4
いよいよ出発!
とさでん交通 車内 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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Gullfisk 5
はりまや橋のダイヤモンドクロッシングを軽やかに曲がってゆく。
とさでん交通 はりまや橋 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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Gullfisk 6
尻尾側はのっぺりと怪しげだけど、これまた可愛い。
とさでん交通 はりまや橋-堀詰 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100


26007_20260701205603 Gullfisk 7
爽やかな水色が春を運んできた。
とさでん交通 宝永町-知寄町一丁目 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

Vol.2133

2026年6月21日 (日)

路面電車紀行-とさでん交通2026入門編②  深川俊一郎

遂に新しい市電がレパートリーに加わりました。とさでん交通の総延長は広島に次いで第二位と、撮りがいがあります。
中でも鏡川橋の先、朝倉までの単線区間は、狭い路地をすれすれに電車が走り、なかなか見ごたえがあります。次は夏に来ようとすぐさま決めました。

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曲がり角
急カーブのその先はどんな風景が待っているのか。
とさでん交通 鏡川橋-曙町東町 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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幅員減少
いよいよ道幅が狭くなってきた。
とさでん交通 鏡川橋-曙町東町 HASSELBLAD 203FE Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RVP100

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路地
軒先すれすれの電車道。
とさでん交通 鏡川橋-曙町東町 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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でんしゃにちゅうい
後ろから電車が来れば思わずよけたくなる。
とさでん交通 曙町東町-曙町 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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街中の清流
清らかな流れが優しく目を覚ましてくれた。
とさでん交通 曙町東町 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

Vol.2129

☆写真展のご案内
本年も母校の組織である、鉄研三田会の写真展に出展します。
昨年に続き、全作品の画像処理と展示構成を担当しており、私個人としては、6×6フィルム作品1点の他に、初めてデジタル作品を1点出展します。
ご興味がありましたら、お立ち寄りいただければ幸いです。

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第33回鉄研三田会写真展
ギャラリー路草 路(豊島区南池袋 2-25-5 藤久ビル東五号館 14F)
2026年7月2日(木)~7月7日(火)
11:00~19:00(最終日16:00迄)

2026年6月 9日 (火)

路面電車紀行-とさでん交通2026入門編①  深川俊一郎

高知の市電(確か当時は土電(とでん)と呼ばれていた)に出会ったのはもう何十年も前。旅行で立ち寄り初めて乗った時、毛筆で書いたような「いの」「ごめん」の行先板が強烈に印象に残りました。
撮影するのは実質今回が初めてですが、南国の明るい雰囲気が、昔の記憶を呼び覚ましてくれました。

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うららか
クラシカルな二色塗装に「いの」行の看板が誇らしい。
とさでん交通 文珠通 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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三寒四温
梅咲き誇る春のみちを「ごめん」行が颯爽とやってきた。
とさでん交通 舟戸-北浦 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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店先の芳香
店先に並ぶカラフルな柑橘がほのかに香ってきた。
とさでん交通 後免東町-後免中町 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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赤い橋
「はりまや橋」は知名度の割には地味でささやかだった。
とさでん交通 はりまや橋-蓮池町通 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

Vol.2125

2026年5月27日 (水)

路面電車紀行-函館市電2026港町幻想  深川俊一郎

少し時計を後戻りさせますが、この冬の忘れ物をひとつ。
港町のカラフルなイルミネーションや花火が、凍える身体を少しだけ温めてくれました。

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港町幻想1
扉を開けば光のトンネルが迎えてくれる。
函館市電 松風町-函館駅前 HASSELBLAD 500CM Planar CF 80mmF2.8 T* RDPⅢ(+1)

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港町幻想2
やがて本降りになると、港の摩周丸が霞んでいった。
函館市電 十字街-末広町 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 250mmF5.6 T* RDPⅢ(+1)

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港町幻想3
真冬の花火が凍てつく夜空を震わせた。
函館市電 十字街-宝来町 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T* RDPⅢ(+1)

Vol.2121

2026年5月15日 (金)

春らんまん-小湊鐵道2026②  深川俊一郎

久しぶりに訪れた小さな駅は、花見客で溢れていました。
地元の方々の粋な計らいで、待ちに待った春の宴が始まります。

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桜小駅
日が暮れると息をのむほどに神秘的な一幕が始まる。
最終列車が去ってゆくと花の陰から静かに月が昇ってきた。
小湊鐵道 飯給 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

Vol.2117

2026年5月 3日 (日)

春らんまん-小湊鐵道2026①  深川俊一郎

都会の桜が散り始める頃、待ちに待った里山の桜が咲き始めます。
この小さなローカル鉄道も、一番の人出を迎えます。

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改札口
小さな改札口の向こうにはどんな世界があるのか。
小湊鐵道 高滝 HASSELBLAD 203FE Planar FE 110mmF2 T* RDPⅢ

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なばなの駅
甘くてむせるような香りで溢れていたホーム。
小湊鐵道 上総久保 HASSELBLAD 203FE Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RVP100

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春らんまん
春の散歩道には1両編成の小さな列車がよく似合う。
小湊鐵道 上総牛久-上総川間 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RDPⅢ

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花見列車
列車を包み込むほどの桜並木に、車内では歓声が上がっていることだろう。
小湊鐵道 高滝-里見 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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散り始め
花が散り始めると、なんだか急に寂しくなる。
小湊鐵道 上総大久保 HASSELBLAD 203FE Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RVP100

Vol.2113

2026年4月21日 (火)

地元の桜2026  深川俊一郎

年齢とともに桜が待ち遠しく、咲き始めから儚く散るまでを、感慨深く眺めるようになりました。
地元の桜の多くが樹齢70年を超えますが、この景観がいつまでも続くよう、陰ながら応援しています。

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お濠の桜1
たまに来る特急列車に出くわすと、ちょっと得した気分だ。
中央本線 飯田橋-市ヶ谷 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

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お濠の桜2
水面のさざ波が寝静まると、厳かな舞台が幕を開ける。
中央本線 飯田橋-市ヶ谷 HASSELBLAD 203FE Planar FE 110mmF2 T* RVP100

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お濠の桜3
早起きの花見は気持ちがいいものだ。
中央本線 飯田橋-市ヶ谷 HASSELBLAD 203FE Distagon FE 50mmF2.8 T* RVP100

Vol.2109

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