2019年10月18日 (金)

片隅の秋-小湊鉄道  深川俊一郎

暑さが一息ついた頃、線路端は可憐な花々で彩られます。
静かな里に、穏やかな空気がゆっくりと流れてゆくのです。
(2度の大きな台風で被害にあわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます)

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片隅の秋
忘れかけていた季節を呼び覚ますような、片隅の秋。
小湊鉄道 高滝 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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彼岸の頃
曼珠沙華が踊っていた彼岸の線路端。
小湊鉄道 高滝-里見 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T*

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秋風とともに
列車が残した柔らかな風が心地よい。
小湊鉄道 上総鶴舞-上総久保 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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秋桜の残像
目を閉じても脳裏に可憐な姿が残っていた。
小湊鉄道 上総鶴舞 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

Vol.1286

2019年10月 6日 (日)

路面電車紀行-秋めく函館市電  深川俊一郎

汗ばむ陽射しを受けながらも、その光には秋の柔らかさを感じます。
行楽日和の函館界隈は、澄んだ空気で迎えてくれるのです。

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秋光
清々しい秋光が眩しくも心地よい。
函館市電 車内 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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ぬくもり
朝の窓辺の光が暖かく感じるようになってきた。
函館市電 車内 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

19045
いつしか秋
見上げればすぐそこに秋がある。
函館市電 大町-函館どっく前 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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変わらない街
お洒落な街並みに、日常が同居している。
函館市電 十字街-末広町 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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行楽日和
波止場から見上げた八幡坂に、午後の光が溢れていた。
ハイカラ號の運行が終了する頃には、季節は一段と深まってゆくだろう。
函館市電 十字街-末広町 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*

Vol.1282

2019年9月24日 (火)

遥かなる旅愁-名残の夏空  深川俊一郎

オホーツクにサケマスが帰ってくる頃、季節は折り返し点を迎えます。
恵みの大地からは、豊かな秋の便りが届くのです。

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豊かな大地

北の大地に実りの秋がやってきた。
速い雲は気まぐれに模様を描きながら去ってゆく。
釧網本線 南斜里-清里町 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T*

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名残の夏空

名残の夏空を見上げていると、背中を秋の気配がかすめてゆく。
季節の狭間は何故か少し物寂しい。
釧網本線 北浜 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T*

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長い長い道

まっすぐな線路に乗って、夏の記憶が甦る。
あの森の向こうでは季節が曲がり角を迎えるのだろう。
富良野線 美瑛-美馬牛 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 250mmF5.6 T*

Vol.1278

2019年9月12日 (木)

只見線がくれたもの-2019長月  深川俊一郎

過酷な残暑に後ろ髪を引かれつつも、暦は淡々と進みます。
夏の終わりはいつも寂しく、暑かった日々を静かに名残惜しむのです。

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遠い西日
澄みきった西日が映し出す夏の残像。
只見線 新鶴-若宮 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

19040
夏の記憶

暑さが残る庭先のささやかな記憶。
只見線 新鶴-若宮 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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山並みけぶる

稜線が織りなす柔らかなグラデーション。
只見線 若宮-会津坂下 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T*

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庭先の夕べ

線路端の一日が静かに終わる。
只見線 若宮-会津坂下 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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残照

明日もきっと晴れるだろう。
只見線 若宮-会津坂下 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*


Vol.1274

2019年8月30日 (金)

只見線がくれたもの-2019葉月  深川俊一郎

長い長い梅雨が明けたかと思えばすぐに立秋を迎え、夏が置き去りにされたかのようです。
それでも儚い夏空を待ちきれなかったように蝉は鳴き続け、夏雲は踊るのです。

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蝉時雨

深い谷に川音と蝉時雨が合唱する。
列車ではその車窓に歓声が上がっていることだろう。
只見線 滝谷-会津桧原 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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盛夏

夏休みに旧塗装の懐かしい列車がやってきた。
水辺の駅のささやかな賑わい。
只見線 会津川口 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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夏模様

山並みの向こうから実に夏らしい雲が湧きだしてきた。
出穂間近の田んぼの緑と相まって、真夏を演出してくれる。
只見線 若宮-会津坂下 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T*

Vol.1270

2019年8月18日 (日)

やってきた夏-三岐鉄道北勢線②  深川俊一郎

遅れていた季節を取り戻すかのような勢いで、激しい夏がやってきました。
気が遠くなりそうな暑さの中に、ふと遠い記憶を呼び起こすかのような瞬間があるのです。

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炎暑
炎暑に耐える踏切が、真夏の向日葵のようだ。
麻生田 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

19039
夏の細道
クマゼミの鳴き声と踏切の音が、賑やかに競い合う夏の真昼。
麻生田 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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深緑の森へ
小さな鉄路が、深い森の中へ吸い込まれてゆく。
麻生田-阿下喜 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T*

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いつかの散歩道
蝉取りの少年が、追憶の彼方へ駆けてゆく。
穴太-東員 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

Vol.1266

2019年8月 6日 (火)

やってきた夏-三岐鉄道北勢線  深川俊一郎

北方志向の私も、この時期は暑い夏を求めて西へ旅立ちます。
小さなナローゲージの鉄道には、心と身体に染み入る、夏の郷愁がありました。

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やってきた夏
雨雲は残っていたが、今日こそ梅雨明け宣言が出るだろう。
西桑名-馬道 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

19038
いってらっしゃい
夏を迎え、心なしか皆さんの表情も明るい。
馬道 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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まぶしい朝
小さな駅が人と電車であふれかえる。
馬道 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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小さな旧駅
わずかな日陰が嬉しい小さなホーム。
馬道 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

Vol.1262

2019年7月24日 (水)

恋しい青空-小湊鉄道  深川俊一郎

これだけ長い梅雨空の下にいると、さすがに気分が沈んできます。
暦は進んでも季節は足踏みし、気ばかり焦るこの頃です。
この記事が公開される頃には梅雨が明けていることを願って・・・

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恋しい青空
蝉も向日葵もじっと耐えている
小湊鉄道 高滝 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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見えない夏
夏はどこへ行ったの
小湊鉄道 車内 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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寂しいトロッコ
楽しいはずのトロッコもどこか寂しげ
小湊鉄道 上総久保-高滝 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T*

19036
まちぼうけ
キミはここでいつまで待っているの
小湊鉄道 高滝 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

Vol.1258

2019年7月12日 (金)

遥かなる旅愁-残雪の秀峰  深川俊一郎

北海道の旅の起点、函館を出発し、最初のハイライトがここ、大沼国定公園です。
その中心である駒ヶ岳は、見る方向で姿を変え、変化に富んだ表情が楽しめるのです。

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駿足


残雪眩しい裾野を軽やかに走ってゆく。
高速カーブは、振子式キハ281の本領発揮だ。
函館本線 東山-姫川 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

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残雪眩し


駒ヶ岳の東側を走る通称渡島支線は、普段は特急が走らない静かな線だ。
この方向からだと、見慣れた姿とは少し違う重厚な装いが楽しめる。
函館本線 渡島砂原-掛澗 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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蝦夷富士遠望


振り返れば内浦湾のはるか向こうに羊蹄山がそびえていた。
澄みきった早春の空気は遠近感も歪めてしまう。
函館本線 渡島砂原-掛澗 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*

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静かな湖畔


大沼トンネルを抜ければ車窓右手に小沼が広がり、その向こうに秀峰、駒ヶ岳が現れる。
走る列車は変われど、車窓のハイライトはいつまでも変わらない。
函館本線 仁山-大沼 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

Vol.1254

2019年6月30日 (日)

追悼・おさむクン-ひたちなか海浜鉄道  深川俊一郎

那珂湊駅にいつもいた、おさむクンが旅立ちました。
鈍色の梅雨空のもと、とても悲しい便りでした。

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出札業務

日課の出札業務。

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真昼の構内

日課の巡回。

10036
こんにちは

日課のごあいさつ。

100362
改札にて

日課のお見送り。

ひたちなか海浜鉄道 那珂湊 HASSELBLAD  201F・500CM Distagon CF 50mmF4 T*


Vol.1250

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