2023年3月 9日 (木)

冬の楽しみ 津軽鉄道ストーブ列車   服部一人

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毎年雪の季節になると行ってみたくなるのが、かの有名な津軽鉄道のストーブ列車。厳しい寒さと雪の中で暮らしている現地の方には申し訳なく思いつつ、旅行者は勝手にロマンを抱いて北に向かう。

この日は五所川原を出発する時点で津軽特有の地吹雪が吹き付ける悪天候。けれど勝手な旅行者としては雰囲気が盛り上がるということもある。車内に入ってしまえば極楽至極、缶ビールとスルメで楽しい汽車旅。とにかくお金を落とすことが大切なのだと言い聞かせてお土産も買う。

僕が乗車したのは午後の列車だが8割がた席が埋まっている。聞けば午前中の列車は満席だったとか。津軽鉄道もコロナで非常に厳しい時期が続いていたけど、少しづつ観光が回復していて嬉しく思う。

また来年の冬もぜひ訪れよう!

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FUJI X-T3, XF16-55/2.8                     VOL.1718

 

2023年2月24日 (金)

野岩鉄道を通って会津若松まで   服部一人

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東京の北千住から乗車した「リバティきぬ」 まずこれで鬼怒川温泉まで直行

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新藤原駅を出て野岩鉄道へ。雪が見えてきた。

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野岩鉄道はトンネルも多い。トンネルひとつ越えるたびに景色が雪国になっていく。

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会津田島で東武鉄道の浅草行き特急を見る。ここから東京まで乗り換えなしで行けるというのもすごいなと感心。

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会津田島では会津鉄道のラッピング列車がいた。

以前から一度やってみたいと思っていたのが野岩鉄道を使って東京から会津若松まで乗り通すことだ。東京の北千住で東武の特急に乗り鬼怒川温泉まで。すぐに快速AIZUマウントエクスプレス号に乗れば、あとは会津若松まで連れてってくれる。たった1回の乗り換えで行けるのは実に便利で楽。

AIZUマウントエクスプレス号 も特急並みのクロスシートで快適。沿線風景の美しさもあって、このルートは東京から会津に向かうとても魅力的なコースだ。

今回はのんびりとお茶を飲んでご飯を食べながら車窓風景の変化を堪能した。雪深い土地だが暖かい車内から見ていると静かな美しさと素朴さだけが感じられる。

次は新緑のシーズンにもう一度乗ってみたい。

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有名な芦ノ牧温泉駅の猫駅長

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今回乗ったAIZUマウントエクスプレス号 。たいへん快適でした。

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終着駅の会津若松。途中吹雪もあったけど、若松は日差しもあって、この季節としてはおだやかな天気でした。

Hasselblad 907X, CFVⅡ50C, XCD4/45mm           VOL.1713

 

2023年2月12日 (日)

弘南鉄道ラッセル車キ105+ED221

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今回青森の弘南鉄道に行った理由はこのラッセル車のチャーターだった。撮影の前日まで寒波が来ていてけっこうな積雪だった。ラッセルが走る舞台はすっかり整った。当日はときおり晴れ間もある穏やかな天気。風がないので寒さを感じなくてすむのが何よりありがたい。

大鰐から追いかけることにして、まずは二駅先の鯖石へ。ここで到着を待って撮影。列車は構内の除雪のため転線するので、その様子も撮影。前日までの降雪で職員の方がポイント付近と駅通路の除雪をせっせとやっていた。

その後車庫のある津軽大沢に出て、気持ちいい晴れ間の中で撮影。午後は雪も強くなりラッセル出動の雰囲気が出てきた。最後のカットは有名な石川の鉄橋で雪が舞う中、僕の好きなサイドビューを撮って終了。

今回の主役はラッセルだけど後押しするED221もかなりの貴重品。凸型のスタイルも好ましいし、渋い赤色の塗装はレトロで吹雪の中でもよく目立って絵になる。

また来年の冬もお目にかかりたいと思う。


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FUJI X-T2,T3,  XF16-55/2.8,  70-300/4-5.6                VOL.1709

2023年1月30日 (月)

弘南鉄道冬列車   服部一人

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冬はやっぱり雪のある北国に行きたくなる。昨今の大雪や低温などの荒天で大変な苦労をされている方々には申し訳ないと思いつつ、旅人の勝手な心境として北を目指したくなる。

青森は弘南鉄道と津軽鉄道という大変魅力ある私鉄が走っている。今回はその弘南鉄道大鰐線の沿線を1日歩いて撮影した記録。

当日は朝から晴れ。気温は低いけれどほぼ無風でこの季節としては過ごしやすい感じ。大鰐駅で一日乗車券を購入してさっそくスタート。

鯖石で下車して少し撮影、少し気温も上がって日も差して暖かい。続いて車庫のある津軽大沢へ。ここで軽く車庫を撮影してついでに2本だけ列車を撮った。

お次は中央弘前へ。この駅は川のすぐ脇にあって昭和レトロの駅舎もいい雰囲気。川沿いで2本撮影したあとは石川のJRを跨ぐ有名な鉄橋へ。この頃には降雪が激しくなったが風が弱いのでそんなに寒さは感じない。

この鉄橋で2本撮って、まだ夕暮れには少し時間があったが体も冷えたし翌日は仕事なので無理せずこれにて終了。翌日からは青森も大雪で大変な天気になったのでとてもラッキーな1日だったと思う。

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FUJI X-T2, T3   XF16-55/2.8, 70-300/4-5.6, 90/2              VOL.1705


 

2023年1月18日 (水)

東武鉄道 特急列車   服部一人

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お正月にSL大樹を撮りに行った東武鉄道の鬼怒川線、日光線は観光路線だけあって頻繁に特急が走る。東武の特急はどれもスタイリッシュだ。SLが目当てで撮影に行ったのだが、合間に通るこの特急を撮るのもけっこう楽しかった。行き帰りとも特急を利用したが窓も広く乗り心地も良い。実は今まで東武鉄道はあまり撮影に行ったことがなかったのだが、今後はもっと行きたいと思う。ファンになりました。

SONY α7Ⅳ FE24-105/4G   東武鉄道鬼怒川線大桑付近             VOL.1701

2023年1月 6日 (金)

SL大樹 下今市転車台   服部一人

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前回1月3日にアップした東武鉄道SL大樹ですが、この日は正月で4往復も走るのでアングル変えて何度も撮影できてたいへん楽しい1日でした。

それだけでなく下今市駅の転車台での入庫も大いに楽しめました。汽車のサイドビューがよく眺められて、さらに新設の扇形庫もレンガ風でなかなかいいです。

沿線でも駅でも楽しいSL大樹でした。

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下今市の古い跨線橋はレトロギャラリーと称して昔懐かしいポスターや古い
写真などが展示してあります。SLを中心として観光客をさまざまによろこばせる演出の努力は立派です。

SONY α7Ⅳ FE24-105/4G   東武鉄道下今市                VOL.1697

 

2023年1月 3日 (火)

「Rail-On謹賀新年号 4号車」 SL大樹 東武鉄道   服部一人

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みなさま あけましておめでとうございます。

新年最初の撮影は何を撮ろうかなぁとしばし考えましたが、やはりここは一番好きなSLにしようと決めるまでにさして時間はかかりませんでした。

東武鉄道のSL大樹は運行を始めてすでに5年、C11も3両に増えて盛業中です。この日は2台のSLがフル稼働で4往復の列車が走ります。晴天の気持ちのいい1日でしたが東京に比べるとさすがに空気が少し冷たいです。本当は夕方の最終列車は有名なブルーのイルミネーションの名所で撮影しようと目論んでいたのですが、朝からずっと撮影しているとすっかり体が冷えてしまい日没前に退散してしまいました。イルミネーションはまだ当分やっているみたいなので次回は防寒対策をさらに万全にして再度チャレンジします。

SONY α7Ⅳ FE24-105/4G   東武鉄道大桑付近                VOL.1693

 

2022年12月31日 (土)

2022今年の一枚 津軽鉄道キ100   服部一人

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みなさん、こんにちは。

いつも当ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

 

大晦日恒例の「今年の一枚」ですが、選んだのは2月2日に発表した「津軽鉄道ラッセル車 キ100」からの一枚です。これは仲間内の撮影会でキ100をチャーターした際に撮ったものですが、この時はすごい豪雪でした。

ラッセル車を待っていると津軽特有の地吹雪が吹いて視界もさえぎられるほどのホワイトアウトでした。真っ白の中に突然黒いラッセル車があらわれて激しく雪をかき上げながら近づいてきます。次位にはディーゼル機関車が懸命に後押ししているはずですが、その姿も見えないくらい雪を舞いあげています。こんな大雪の中で生活をされている地元の方々には申し訳ない限りですが、本物のラッセル車の迫力を見ることができて大満足でした。

 

一年を振り返ると、コロナ禍で今年も海外には行けませんでした。以前は年にいちどはヨーロッパなどに出かけて保存鉄道やトラムめぐりを楽しみにしていたのに、もう3年も出かけていません。来年こそは久しぶりに海外に撮影に出たいと願っています。

 

社会や世界を見渡してみると、コロナ禍以降の不自由な生活もいつの間にか日常となり、人と人の間の微妙な距離感に気を使います。世界には紛争があり分断が横たわっています。あらためて趣味というのは平和な世界あってこその楽しみだということが実感されます。

 

本年もいろいろとお世話になりましてありがとうございました。皆様方も揃って良いお年をお迎えください。

 

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2022年12月18日 (日)

小樽 手宮線遊歩道   服部一人

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9月に小樽に行った際に旧国鉄手宮線跡を訪ねた。手宮線はご存知の通り、北海道最初の鉄道である幌内鉄道の一部で、現在は日本遺産として登録され遊歩道として整備されている。全長2.8キロの短い路線だが途中駅だった色内仮乗降場も跡が残っている。

小樽は坂の多い街だが、この線路の近くにはゆるやかな坂に沿って昭和の雰囲気が漂う横丁もあって懐かしい風情が漂っている。

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FUJI X-T3, XF16-55/2.8                            VOL.1684

 

2022年12月 6日 (火)

キハ40 あの頃   服部一人

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八戸

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大湊

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東能代

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青森

ちょっと前の写真を探してハードディスクの中を探っていたら、キハ40系の写真が何枚も出てきた。今回の写真は2015年頃に東北で撮ったものだが、かつては非電化のローカル線に行けば、どこでも割とありふれた車両だったと思う。

いま思い出しても車内で聞くゴロゴロいうアイドリング音は懐かしい。加速する時のうなるようなエンジン音も振動と共に覚えている。

ついこの間のことのように思い出すのだが、気がつけば、もうまわりにはいない。

Canon EOS5DMk2, Makro Planar50/2 Distagon35/2       VOL.1680

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