2019年10月15日 (火)

線路の先には   服部一人

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フランクフルト軽便鉄道博物館 ドイツ

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リールトラム フランス

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アントワープトラム ベルギー

あちらこちら撮影に出かけていると、ちょっとした側線だったり、引き込み線だったり、線路が続いている光景に出くわすことがよくある。たとえ車両が走っていなくても、あるいは廃止と思しき線路であっても無性に線路をたどって先に行ってみたい気持ちになる。この先に何があるのか、ひょっとして味わい深い鉄道情景があるのではないか、見届けずにはいられない衝動にかられる。

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ウッチトラム ポーランド

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デルニッツ鉄道 ドイツ

Fuji X-T2,  XF17-55, CANON EOS5D2,EF70-200/4     VOL.1285

2019年10月 3日 (木)

雨もよう   服部一人

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ベルゲン ノルウェー

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フロム鉄道 ミュールダール ノルウェー

撮影に出ると当然ながら天気が気になる。雨降りは嫌いだが、雨上がりは悪くない。1日雨に降られ、やれやれと思って帰る道すがら、夕暮れにまだ雲の多い空から一条の光がさせば、まぁ、そんなにひどい1日でもなかったかと思い直すのである。

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コットブス ドイツ

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ドレスデン ドイツ

CANON EOS 5DMkⅡ,  Makro-Planar50/2, Distagon35/2   VOL.1281










2019年9月21日 (土)

駅のたたずまい 19 リバプール ライムストリート駅 イギリス   服部一人

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ロンドンから到着したバージンレイルが運行する特急列車

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こちらは近郊電車

リバプールといえばビートルズを思い浮かべるが、じっさい市内にはゆかりの場所や記念館などがあって世界中からファンが訪れる。そんなリバプールのメインステーションがリバプール ライムストリート駅だ。町の中心にあって堂々としたドーム屋根を持つ頭端式のターミナルである。

昼間はそのドーム屋根から陽光が降り注いで明るく気持ちのよい駅だが、夕刻、空にまだ少し青さが残っている時分になると、構内のオレンジ色の照明がついて、また違った味わい深い駅のたたずまいである。

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CANON EOS 5DMkⅡ, Makro-Planar50/2, Distagon35/2   VOL.1277

2019年9月 9日 (月)

駅のたたずまい 18 ウィーン西駅   服部一人

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オーストリア国鉄が誇る長距離特急「レイルジェット」

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こちらはウィーン国鉄の線路を借りて走るが、私鉄のウエストバーンという会社が運行している列車

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ヨーロッパの駅ではおなじみの風景だが、自転車客も多い

ウィーンにはいくつものターミナル駅がある。もっとも新しいのは中央駅だが、こちらは列車が通過できるような線路配置で列車運行上は便利である。しかしヨーロッパのターミナルといえば、自分としてはやはり頭端式の駅がふさわしい。

このウィーン西駅は文字どおりウィーンから西へザルツブルク、インスブルック、ドイツのミュンヘンなどへ向かう列車が発着している。

駅撮りも楽しいが、ここの駅前はトラムの集結点の停留所として各方面からの電車が集まり、こちらも効率よく撮影がはかどる。また地下にはメトロもあって交通の便利なところである。

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駅前のトラム乗り場は緑が多く、気持ちの良い場所

CANON EOS 5DMkⅡ,  Makro-Planar50/2, Distagon35/2
VOL.1273

2019年8月27日 (火)

パリ 日曜日の朝   服部一人

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よく晴れた日曜の朝は気持ちがいい。普段は雑踏で溢れかえる駅も閑散としてゆったりとした時間が流れている。

朝の美しい斜光線の中、スナップショットを撮りながら歩く。「さぁ、今日は電車に乗ってどこに行こうか。」と考える楽しいひととき。

パリ市内  Fuji X-T2, X100f,  XF23, 35                                 VOL.1269

2019年8月15日 (木)

52席の至福 西武鉄道レストラン列車   服部一人

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芦ヶ久保に停車中の列車。ここで30分程度の休憩があり、乗客は近所の道の駅まで散歩に行けます。

先日、西武鉄道の人気レストラン列車「52席の至福」に乗ってきました。お昼のブランチコースでしたがとても満足。いい気分でした。外は猛暑ですが、涼しい車内で美味しいお料理とビール飲んで、流れる景色を眺めて過ごすのはまさに至福でした。

近頃はこういうレストラン列車はずいぶんと増えてきたけど、都心から気軽に乗れるというのはなかなか貴重です。京王とか小田急とか、そのほか関東の私鉄も同じような企画やってくれないかなぁ。

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オズモポケット                   VOL.1265



2019年8月 2日 (金)

やながわ希望の森公園の汽車   服部一人

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以前にも取り上げたが、福島県伊達市にある「やながわ希望の森公園」には小さな汽車が走っている。
地元の協三工業で製作された可愛いB型機関車は762ミリのナローゲージ。「さくら1号」と名付けられ小型の客車3両を引っ張って元気に走っている。

距離はそれほど長くないものの、雑木林を背景にして道路からも近く写真も撮りやすい。両端の駅にはターンテーブルもあり、常に正面向きで走ってくるのもありがたい。
乗車1回300円。はじめにゆったりと汽車に揺られ、それからのんびりと線路沿いを歩いて撮影した。

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Fuji X100f,  XF 23                  VOL.1261


 

 

2019年7月21日 (日)

トラムの走る町 42 シャルロア ベルギー   服部一人

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シャルロアはベルギー南部の工業都市。首都ブリュッセルから急行列車なら1時間くらいの距離だ。人口20万人ほどの都市だが、この町にもトラムが走っている。路線数4つ、総延長33キロあまりの比較的小規模なものだが、ここはかつてのビシナル(*)の路線の一部を踏襲しており、そのためか軌間は1000ミリのナローゲージとなっている。

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(*)ビシナルとはかつてベルギー全土に路線を持っていたメーターゲージの鉄道網。都市部ではトラムとして路面を走り、郊外に出るとインターアーバンとして近郊の町や村を結んでいた。全盛時には4,800キロを超える路線があり、当時のベルギー国鉄をしのぐほどの総延長だった。市街地は電化されトラムが走り、郊外には非電化区間がありディーゼルカーも走っていた。現在ではごく一部を除き、ほとんどが廃止されている。

Fuji X-T2, X100f  XF23, 35, 50                         VOL.1257

2019年7月 9日 (火)

トラムの走る町41 パリ フランス都市交通博物館

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フランスは欧州の中では比較的早くにトラムを廃止してしまい、都市交通の主役はバスとメトロになっていたが、昨今はエコロジーとバリアフリーの観点から各地でトラムが復活している。欧州の大きな都市にはたいてい交通博物館があり、古いトラムやバスなどを保存している。昨年パリを訪れた折、ここにも交通博物館があると知って出かけてみた。

博物館は今は使われていない古い車庫を利用したもので、往時の電車やバスが美しいコンディションで保存されている。僕はバスと電車では、とうぜん電車の方が好きなのだが、今回見学して強く感じたことは 「古いバスもいいもんだなぁ」 ということであった。電車であれバスであれ、昔のものはきれいだなぁと思った。特にバスの丸みのある車体はなんとも言えずレトロでいい雰囲気である。

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左側の重厚な電車は1927年製の地下鉄

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こちらは1896年製のスチームトラム

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こちら、詳細は不明ながら圧縮空気で動くトラムらしい。(1879年製)
手前の軌道自転車は1940年製で軌道に潤滑油を塗るための工事車両だったらしい。説明によれば急曲線の通過を円滑にするためにレールの内側に塗布したということらしい。

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Musée des transports urbains France 

フランス都市交通博物館  ガイドとアクセス

博物館はパリ近郊のChellesの町にある。パリ市内からだと近郊電車のRERのE線でGare de Magenta駅から約25分、またはSNCFフランス国鉄P線でパリ東駅(Gare de l’Est)から15分くらい。下車駅はChelles – Gournay駅。駅からは歩いても行けないことはないが約1キロくらい。駅前からバス便がある。113番のバスでDispensaire下車。開館は4月から10月までの毎月第3土曜日のみと少ない。(10−18時)ほかに年に数回のイベントデーにも開館する。入場料5ユーロ。ウエブサイトはこちら→https://amtuir.org/

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この日は「ヨーロッパ文化遺産デー」という記念日にちなんで開かれたイベントの日だったので、最寄りの駅前から会場までこんな素敵なバスが送迎用に使われた。ちなみに無料! このバスは1955年製のパリ市内を走っていたバス。動態保存されていてエンジン音も振動も昔懐かしいバスの味わい。

Fuji X-T2, X100f,  XF10-23, 23, 35   VOL.1253

 

2019年6月27日 (木)

駅のたたずまい 17 パリ北駅 フランス   服部一人

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   パリには大きなターミナル駅がいくつもあるが、パリの玄関口といえばやはり北駅ということになるだろう。スケールの大きさ、メインビルディングの壮麗さもさることながら、なによりTGVをはじめとする長距離優等列車が多いということもある。あのロンドン〜パリを結ぶユーロスターも北駅を発着している。いつもながら天井の高い、頭端式(行き止まり式)のホームは終着駅らしい風情がある。駅撮りをしていても飽きることがない。

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Fuji X-T2, X100f, XF23, 35                                                VOL.1249


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