2022年1月21日 (金)

夕闇の江ノ電   服部一人

B0001373

B0001384

B0001363

B0001403

B0001414

Hasselblad 907X, CFVⅡ50C, XCD4/45mm   VOL.1576

 

2022年1月 9日 (日)

1982年の中国   服部一人

 C12

上の写真は1982年にハルビン駅のホームで撮ったものである。この時は長距離列車に乗っていて、この駅に昼12時過ぎに到着した。約15分ほどの停車時間だった。長距離列車の旅では単調な車内に飽きて、駅に着くたびに停車時間を見計らいながらホームに降りて散歩したり写真を撮ったりしていた。

停車した反対側のホームには大型の蒸気機関車がいたのであたりを気にせず夢中でカメラを向けていた。一段落して、ふと振り向くとこれだけの人々が集まっていた。初めは何を見ているのだろうと考えた。彼らの視線の先を見渡しても特に変わったものはない。僕が移動してカメラを操作していると、そのまま彼らは僕の姿を目で追っている。ひょっとして彼らは僕を見に集まったのか! 出発時間が近づいて僕が車内に引き上げると彼らも解散した。当時の中国東北部では外国人旅行者はそれほど珍しかったのだろうか。

C18

首都北京駅の切符売り場だ。ずいぶんとのどかな雰囲気が感じられたことを記憶している。

 

C3k_20220108213901

Kazt8214a_20220108213901

北京から一番近い万里の長城が見える観光地「八逹嶺」駅。北京からの観光列車が到着してツアーの外国人が下車したところ。このころの中国はまだ外国人の個人旅行が認められておらず、ほとんどの外人客はパックツアーでやって来ていた。

C11
その万里の長城はこんな感じ。みんな人民服を着ていた。
40年前の中国は今とまるで違っていた。もう今では見ることができない情景ばかりだ。

Nikon F2, Nikkor35/1.4                                        VOL.1572

2022年1月 3日 (月)

Rail-On謹賀新年号3号車   服部一人

「今年はこれで行こう ハッセルブラッド+デジタルバック」

B0001228

B0001235
正月から縁起のいい「招き猫号」がやってきた

B0001220

みなさま、あけましておめでとうございます。

本年も当ブログをよろしくお願いします。

新春1本目の記事は豪徳寺あたりの写真です。表題にありますようにこれらの写真はHasselblad 500CMにデジタルバックをつけて撮りました。昨年後半からいろいろとテスト撮影して、えちごトキめき鉄道の撮影から本格的に導入しました。

半世紀くらい前のボディに最新のデジタルバックをつけてどこまで実用的なのかいろんなレンズでテストしながら検討してました。デジタルバックそのものは画素数こそ高画素ですが、電源を入れてから立ち上がるのに数秒かかったり、データの読出し速度が遅かったりといった具合で、最新のミラーレスには遠く及びません。

しかし、さすが中判センサーだけあって高感度もまずまずノイズが少ないし、ハイライトからシャドーまでのダイナミックレンジに余裕がある感じでトーンの豊かな描写をします。500CMのボディにつけて使用していると、ピントも露出もすべてマニュアルなので何だかフィルムカメラで撮っているような気分になります。

もとより最新のミラーレスを使っていても連写はしないし、レンズも35ミリと50ミリの他には中望遠があれば特に困らないような感じで普段撮影しているので、このハッセルでも不自由は感じません。

何よりうれしいのは最近は出番が少なくなっていたハッセル一式を持ち出す機会がとても増えたことです。さらに古いボディに合わせたレトロなデザインのデジタルバックはボディとの一体感がすばらしい。多少不便でも、このふたつの理由だけで十分に満足です。

新年早々から鉄道写真ネタではなく機材ネタですみません。でも今年はこれでまじめに鉄道写真を撮ってゆくぞという決意表明ということで大目に見てください。さっそく今月末にはこの組み合わせで北国に行きます。本年も鉄道写真を楽しめますように。

Img_2818
ボディとデジタルバックの間には40年以上の時間差があるのですが、こうしてくっつけてみても違和感がまったくないのがすばらしいです。

B0001216

左がJPEG撮って出し。感度400で主にハイライトを基準に露光しました。右はそのRAWデータからシャドーを起こしてコントラストをやや弱くして、ハイライトからシャドーまでなるべくまんべんなくトーンが出るように現像したものです。これだけシャドーを持ち上げてもノイズはとても少なく気持ちいいです。

B0001240
これは50ミリのディスタゴンで撮りました。さすがにツァイスのTスターコーティングといえど、現代の超高性能レンズと比べればハレーションは多いです。でも手持ちの5本のレンズでテストしましたが、どのレンズも開放から2段絞れば5000万画素のデジタルでも問題なく実用になります。デジタルなどまだない時代に作られたレンズが現代でも十分に通用するのは素敵なことですね。

Hasselblad 500CM, CFVⅡ50C, Distagon50/4, Planar80/2.8, Sonnar150/4          Vol.1568

2021年12月31日 (金)

2021 今年の1枚   服部一人

Dscf5972_20211230205901

みなさん、こんにちは。
本年もレイル・オンブログ「現代鉄道写真研究所」をご覧いただきましてありがとうございます。

今年1年を振り返ってみますに、昨年に引き続き外国旅行には行けませんでした。2年も続けて海外に出かけなかったのは本当に何十年ぶりかという感じです。以前はしばしば外国ネタをお届けしていましたが、そういうわけで今年も外ネタはほとんどなし。国内ですら、平時に比べれば大して出かけていません。

そんな中での「今年の1枚」ですが、1年分を見返して今年の1枚として選んだのは621日に掲載しました「初夏の箱根登山鉄道 旧型車モハ1,2を愛でる」です。 

今年は箱根登山鉄道を何回か記事にしました。モハ109の引退もあったり(http://blog.rail-on.com/2021/03/post-2229f9.html)、また仲間内での撮影会に参加して入生田の車庫を見学させていただいたり、例年よりも多く訪れました。

何事によらず古いものが大好きなので、東京から近くでこういう電車が見られる箱根登山鉄道は季節を問わず魅力的な鉄道です。

Dscf3533_20211230205901 

今年もブログのアップがたびたび遅れることがありまして申し訳ございませんでした。年の瀬に思いますことは、明くる年は平安な年となって、願わくばあちらこちらに気軽に撮影に出かけられるようになってほしいということにつきます。

みなさま方も、そろってよいお年をお迎えください。

Vol.1563

2021年12月21日 (火)

えちごトキめき鉄道 夜の共演   服部一人

B0001028

Dscf8904

B0000879

まもなくクリスマスということで華やかな写真はないものかと考えまして、ライトアップされた夜景の写真を集めてみました。もう少しイルミネーションとか色気があると良かったのですが、光源のライトから出ている光芒が多少は華やか、かな。

B0000840
こちらは直江津近くの「くびき野レールパーク」のコッペル。 スティームアップして、まさにこれから出発しようかというシーン。

掲載の写真は撮影会の際に特別な許可のもと、撮影された写真です。通常はこの場所には立ち入りできません。

FUJI X-T3, XF16-55/2.8, Hasselblad 500CM, CFVⅡ50C, Distagon50/4, Planar80/2.8  VOL.1559

 

2021年12月 9日 (木)

えちごトキめき鉄道 455 413   服部一人

B0000932

まさに国鉄時代の北陸本線の急行列車の再現、昭和の風景が目の前によみがえる。

B0000894

最近何かと話題の多い、えちごトキめき鉄道。その中でもこの455と413は大いに注目を集めた。昭和の時代から鉄道趣味をやっている者にとっては「懐かしい」という言葉以上に感激する姿の再来だった。

現在ではJR在来線で急行という列車そのものがほぼなくなってしまったが、かつては全国各地でご当地の名前をつけた急行が走っていた。昭和の旅行者にとっても「周遊券」で乗れる急行自由席というのは重宝する存在で、自分もあちこちで急行列車に乗っていたものだ。

今回えちごトキめき鉄道で走っている車両は、車内の吊り広告まで昭和の香りのする物が取り付けられていて、車内に入った途端に「あの頃」の世界に戻ってしまい、青春時代の旅を思い出す。

Dscf8396

Dscf8407
行き先表示板が変わるたびにシャッターを押す人々。「高松」などという文字も出てきて、見ていると楽しかった。

Dscf8877

鉄道会社主催の撮影会にて特別な許可を得て撮影しています。

FUJI X-T3, XF16-55/2.8, 70-300/4-5.6 

Hasselblad 500CM, CFVⅡ50C, Distagon50/4, Planar80/2.8  VOL.1555

 

2021年11月27日 (土)

えちごトキめき鉄道 二本木駅雪囲い  服部一人

Dscf8083

Dscf8093

Dscf8211

二本木駅スイッチバックの様子。左手奥、半分くらい見えている黒いものが雪囲い。

二本木駅はスイッチバックになっている。その待避線の先に雪囲いがあって、ここの名物になっている。しかし周囲に近づける道はなく、通常はホームの端から望遠レンズで撮るくらいしか方法がない。今回えちごトキめき鉄道が主催する撮影会に参加して初めて雪囲いの中から撮影することができた。

Dscf8164

Dscf8069
このあたりは有名な豪雪地帯で、温暖化で少なくなったとはいえ冬の間はけっこうな積雪に見舞われる。雪囲いは一部が鉄骨の支柱で、雪の重みにも耐えられるしっかりとした作りになっている。

Dscf8188

Dscf8195
上下列車が同時進入して駅に入線。2台並びが実現した。

すべての写真は撮影会にて、鉄道会社の特別な許可を得て撮影したものです。通常はここには入れません。

FUJI X-T3, XF16-55/2.8, 70-300/4-5.6        VOL.1551

 

写真展ご案内

前回もお伝えしました、日本大学芸術学部写真学科卒業生鉄道ファンによる写真展を開催中です。レイル・オンからは梅村と服部が出品します。

世の中はいまだコロナで不自由ですが、会場では感染防止対策を施してみなさまのお越し
をお待ちしています。

私はいま仕事が忙しく、なかなか在廊予定が立たず申し訳ありませんが、作品の方は東欧の古いトラムと動画(豪華7本立て)を出品しています。よろしければお立ち寄りください。よろしくお願いします。


グループ展 「Railway 髭おやじとゆかいな仲間たち」

2021.11.24(水)- 12.6(月)
火曜日休廊
(11月30日休み)
12:00~19:00(最終日は17:00まで)

ギャラリーストークス GALLERY STORKS

東京都港区南青山6-2-10 TIビル4F 
03(3797)0856

地下鉄「表参道」駅B3出口のエスカレーターより、
南青山5丁目交差点を左折、骨董通りを高根町方向へ。
南青山7丁目交差点手前。徒歩8分

Dm2021_20211127185501

 

2021年11月15日 (月)

えちごトキめき鉄道 雪月花 + 写真展ご案内   服部一人

Dscf8521

Dscf8055

 

最近何かと話題の多い、えちごトキめき鉄道に行ってきた。鉄道が主催する撮影会に参加するためだが、まずはその前に看板列車の「雪月花」を撮ってみた。ホームに停車している列車の車内をのぞくと、これがなかなかゴージャスである。窓も広くて視界も気持ちいい。お料理もスイーツもおいしそうだ。これに乗って海山を眺めながら食事したら、それはそれは素晴らしい思い出になるはずだ。この列車は撮影よりも乗った方が断然楽しそうだ。

 

今回の撮影会では鉄道会社の全面的な協力のもと、普段は撮れない貴重なカットがたくさん撮れた。とても満足でした。次回以降、その成果をご披露します。

 

Dscf8391

Dscf8389

Dscf8537

FUJI X-T3, XF16-55/2.8,  70-300/4-5.6                    VOL.1547

 

鉄道写真展ご案内

みなさん、こんにちは。いつも当ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

毎年恒例となりました、日本大学芸術学部写真学科卒業生鉄道ファンによる写真展の季節が今年もやってまいりました。例年と同じ会場です。レイル・オンからは梅村と服部が出品します。

多少収まったとはいえ、世の中はコロナで不自由ですが、会場では感染防止対策を施してみなさまのお越し
をお待ちしています。新型コロナ禍により、残念ながらパーティなどはおこないません。あしからずご了承ください。

在廊予定などは、またこのブログ上でご連絡します。よろしければお立ち寄りください。

ちなみに私は古い電車の写真などを出品予定です。


グループ展 「Railway 髭おやじとゆかいな仲間たち」

2021.11.24(水)- 12.6(月)
火曜日休廊
(11月30日休み)
12:00~19:00(最終日は17:00まで)

ギャラリーストークス GALLERY STORKS

東京都港区南青山6-2-10 TIビル4F 
03(3797)0856

地下鉄「表参道」駅B3出口のエスカレーターより、
南青山5丁目交差点を左折、骨董通りを高根町方向へ。
南青山7丁目交差点手前。徒歩8分


Dm2021

 

2021年11月 2日 (火)

京都鉄道博物館(下)   服部一人

_kzf3011

_kzf3001

今となっては懐かしい限りの0系新幹線とその室内。座席に灰皿があるのも時代を感じさせる。これに乗って名古屋から大阪万博に行ったのが子供の頃の思い出のひとつ。

 

_kzf3021

このアングルから見ることは普通ないので、下回りがじっくり見られてとても勉強になる。

 

_kzf3013

_kzf3015

前回に続き京都鉄道博物館について、今回は館内の展示。以前に比べて屋内の展示は大幅に充実した。ゆったりとした広さの中に往年のスター車両がたくさん並んでいる姿は堂々として素晴らしい。車両だけでなく、鉄道を支えるシステムのさまざまな詳細展示があって本気で見ていると時間がすぐにたってしまう。どれも見応えがあった。

 

2階にあるレストランはすぐ横を走る東海道本線などがよく見えてとても素敵。食事中でもひっきりなしに電車が通るので落ち着かない。窓際に座ったら何時間でも居られそうだ。じっさいに食事が終わっても動こうとしない子供がいてお母さんが困っていた。

 

_kzf3023

 

FUJI X100F, XF23/2                                VOL.1543

 

 

2021年10月21日 (木)

京都鉄道博物館(上)   服部一人

_kzf2984

 

_kzf2962

 

_kzf2991

 

_kzf2993

 

京都鉄道博物館に行ってきた。リニューアルされてから初めての訪問だ。いろいろと話は聞いていたが、以前に比べ、より広く、車両も増え、さらに屋内展示も充実して素晴らしかった。ほんの数時間くらいのつもりだったが、つい真剣に見てしまい、結局半日以上滞在して堪能した。

この日はD51200が試験運転のためか、構内を何度も往復しており、見学中ずっと歯切れの良いドラフト音が聞こえていたのも気分が盛り上がって実に良かった。

 

_kzf3037

 

FUJI X-100F,  XF23/2                                       VOL.1539

より以前の記事一覧

最近のトラックバック

2022年1月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31