2019年4月15日 (月)

トラムの走る町39 ブリュッセルトラム博物館 ベルギー   服部一人

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こちらが博物館の外観

ブリュッセルのトラム博物館は市内東部の郊外にあります。電車を乗り継いで行ってきました。現役の車庫の一部を博物館として利用しているのですが、かなりの数の車両を保存しています。

いちいちゆっくり見て解説を読んでいるとキリがないくらい、たくさんのトラムがあります。さらに関連してバスやトロリーバスなどの展示もあって、いずれの車両も素晴らしいコンディションです。

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ブリュッセルのトラムは1435ミリの標準軌だが、メーターゲージの車両も保存されている。これはビシュナルと呼ばれる各都市を結ぶインターアーバン的な鉄道で、かつてベルギー全土に路線網があった。そこで使われていた車両とその内部。

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バスや自動車の展示も、いろいろと変な車両があって楽しい。


ブリュッセルトラム博物館 アクセスとガイド

行き方は、市内中心部のブリュッセル南駅からだと、地下鉄1号線かトラム81番に乗ってMontgomeryまで行きます。ここで乗り換えてトラム39番か44番に乗り、Musee du Tram/Trammuseum(その名の通りトラム博物館)で下車すれば目の前です。

開館はおもに土日と水曜日。午後1時からです。冬季は開館日が少なくなるので注意が必要です。土日にはヒストリックトラムが営業路線に出て運行します。水曜日はトラムの運行はなく、館内のみの営業です。入場料はヒストリックトラム乗車券付きで大人12ユーロ、水曜日の館内のみの見学は8ユーロです。

Fuji X100f,  XF23, VOL.1225

2019年4月 2日 (火)

のと鉄道廃線区間を垣間見る   服部一人

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地元の宗玄酒造が貯蔵庫として利用している。隧道蔵と名付けられ同名の日本酒も売られている。

のと鉄道は旧国鉄能登線を引き継いで第3セクターとなった鉄道会社だ。2000年代に入ってから穴水〜輪島(2001年)、穴水〜蛸島(2005年)が廃止となり、現在は七尾〜穴水のわずか33キロあまりが営業しているだけだ。

先日能登半島に出かけた折、この廃止区間を見てきた。途中駅の恋路駅と終点の蛸島だ。恋路駅は観光シーズンのみトロッコを体験できるアトラクションがある。また駅近くのトンネルを地元の酒造会社が管理して日本酒の貯蔵庫として使うというユニークな活動をしている。トンネルの中は一年を通じて温度がおおむね一定で酒の熟成の貯蔵庫として最適なのだとか。

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蛸島駅舎の前にあった自動販売機。おそらくもとはタバコの自販機だったと思われる。今は関連グッズなどを売っている。

いっぽうの蛸島駅だが、駅舎とホーム、線路の一部などはそのまま残って保存されている。僕は今から30年以上前の学生時代にここまで乗車したことがある。当時の写真は残っているのだが、はっきりとした記憶がない。到着した列車ですぐ折り返して戻ったため滞在時間も短かったのだろう。

今回、久しぶりに能登半島を旅行して、点在する里山の集落の風情の美しさがとても印象に残った。かつての沿線近くには「春蘭の里」という農業体験や里山体験のできる施設があり、シーズンには修学旅行などの団体客も訪れる。地域の魅力を生かした町おこしの成功例として語られる場所だという。そういう美しい山里に、このローカル線も魅力の1つとして残したかったものだ。

Fuji X-T3, XF16-55/2.8 VOL.1221

2019年3月21日 (木)

駅のたたずまい 15 あちらこちら   服部一人

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ライプツィヒ ドイツ
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マドリード アトーチャ スペイン

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ポルト カンパニャン ポルトガル
駅撮りは楽しい。ヨーロッパの大都市のターミナル駅には頭端式(行止り)式のホームを持つ駅も多く、いかにも終着駅といった風情が旅情をかきたてる。多彩な車両だけでなく、駅に集まる人々の雑踏、重厚でクラシックな駅舎など、魅力は尽きない。

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ロンドン イギリス
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ブダペスト東 ハンガリー
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オスロ ノルウェー
Fuji X-T2, X100f,  XF23, 35 VOL.1217

2019年3月 9日 (土)

トラムの走る町 38 あちらこちら   服部一人

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ポルト ポルトガル

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ブダペスト ハンガリー

_2015_08_28_0089s2_3               プラハ チェコ

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リスボン ポルトガル

あちらこちらのトラムを集めてみました。先に銀座のソニーギャラリーでやった写真展に出品したものを中心に選んでみました。トラムとそれを取り巻く雑踏の雰囲気が好きなのです。
まだまだ世界には是非行ってみたいと思わせる豊かな風情を持ったトラムがいくつもあります。休みを工面して調整しながらこれからもひとつずつ訪ねて行きたいと思っています。
先日、東京半蔵門のJCIIフォトサロンで開催中の宮澤孝一さんの「にっぽんの路面電車」(こちら→http://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/photo-exhibition/2019/20190305.html )を見に行ってきました。どれもしみじみとしたいい写真でじっくりと見入ってしまいました。車両だけでなく写真に写っている街並みや人々のようす、そんなものが時代を感じさせてくれる重要な要素になっています。

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オスロ ノルウエー

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マヨルカ スペイン

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リベレツ チェコ
VOL.1213


2019年2月24日 (日)

トラムの走る町37 ブリュッセル ベルギー   服部一人

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ベルギーの首都ブリュッセルにも立派なトラムネットワークがある。系統数18、総延長140キロあまりで軌間は標準軌の1435ミリ。

市内中心部は一部区間で地下に潜りプレメトロとなっている。また市内周辺部や郊外に行く路線は街路樹が並ぶ専用軌道を走る区間もあって魅力的な場所に見えた。数日の滞在では、その広大なネットワークの一部を垣間見たにすぎないし、天気の悪い日が続いて思うような写真が撮れなかった。近い将来にまた再訪を期した。

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右手後方に見えるのはブリュッセル公共交通博物館。こちらの紹介は、また後日。

アクセスとガイド
トラムを含む市内公共交通機関は共通のチケットで乗車でき、1回券は2.1ユーロとちょっと高い。撮影にはいつものように24時間券や48時間券が便利で安い。24時間なら7.5ユーロ、48時間なら14ユーロだ。このチケットは券売機で買うのだが、トラムの電停には券売機はない。主要な駅か地下鉄の駅には券売機があるので、こちらで購入する。ほかにも窓口でも買えるそうだが、けっこう並んでいたので空いている券売機で買った。

重要なポイントは、最初に乗車するときにバリデーションをおこなうこと。トラムに乗車すると入り口の近くに刻印を押す赤い機械があるので、これにカードをかざすと利用開始時間が記録される。これを怠ると罰則があるので注意。欧州では一般的な信用乗車という方式だ。

Fuji X-T2, X100f,  XF23, 35, 50                                                              VOL.1209

2019年2月12日 (火)

トラムの走る町 36 アントワープ ベルギー   服部一人

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背景に見える荘厳な建物はアントワープ中央駅→http://blog.rail-on.com/2019/01
/14-8179.html

アントワープのトラムはメーターゲージ。標準軌が多いヨーロッパにあって、このちょっとナローな感じは僕の好みに合う。系統数12路線で総延長は116キロにもなる。市内中心部は一部区間で地下鉄になり、これはプレメトロと呼ばれている。

いまどきの連接低床車が増えてきたが、まだ多くのPCCカー7000型が走っている。路線によって単行、または2両連結で運行されている。僕の興味も当然この7000型なのだが、とりわけファーストナンバーの7001号は旧塗装になっていて、ひときわレトロで目を引く。


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こちらがファーストナンバーの7001 1960年製です

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アクセスとガイド

トラムはDe Lijn(デ レイン)社が運行しており、通常の1回券は3ユーロと少々高いが、ここは一日券を買うのが便利。これなら6ユーロなので撮影で乗り降りしていればすぐに元は取れる。Lijnwinkeisというチケット販売所が中央駅の中にあって、こちらで購入した。ほかにもキオスクなどでも買えるらしい。

系統番号11番(Melkmarkt〜Antwerpen Berchem)の終点Antwerpen Berchem の手前にCogels-Osylei(コーゲルス オスイレイ)という通りがある。ここは19世紀末のアールヌーボー調の住宅が立ち並ぶ通りだ。それぞれに個性的な装飾の邸宅が堂々と居を構える通りはレトロな電車の背景にぴったり。

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Cogels-Osylei(コーゲルス オスイレイ)通りをゆく7000型

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もちろん連接低床車も走っています。PCCカーの7000型から乗り換えると格段に車内は静かで乗り心地はいいです

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Fuji X-T2, X100f,  XF23, 35, 50 VOL.1205

2019年1月30日 (水)

銀座で写真展やってます   服部一人

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                     リスボン ポルトガル

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                       バーゼル スイス

5
                     マドリード スペイン
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                   ブリュッセル ベルギー

銀座での写真展、残すところあと2日となりました。今週木曜1月31日19時までです。また、すでにご来場いただいたお客様、ほんとうにありがとうございました。

この4点はいずれも会場で展示しているものです。駅の雰囲気、トラムの風情、ぜひお越しください。


「駅・雑踏・トラム」   服部一人 作品展

2019年1月18日(金)〜1月31日(木) 会期中無休
11:00〜19:00

ソニーイメージングギャラリー銀座
104-0061
東京都中央区銀座5−8−1 銀座プレイス6階
(銀座4丁目交差点 日産自動車のショールームのあるビルです。)
TEL.03-3571-7606

https://www.sony.co.jp/united/imaging/gallery/detail/190118/ 

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                                                                                                   VOL.1201

2019年1月18日 (金)

写真展 始まりました!!!   服部一人

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みなさん、こんにちは。いよいよ本日1月18日(金)より写真展が始まります。

 

旅と鉄道のスナップショット40点に加え、大型テレビに迫力の4K映像もあります。

 

みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げていおります。

 

よろしくお願いします。


「駅・雑踏・トラム」   服部一人 作品展


2019年1月18日(金)〜1月31日(木) 会期中無休
11:00〜19:00

ソニーイメージングギャラリー銀座
104-0061
東京都中央区銀座5−8−1 銀座プレイス6階
(銀座4丁目交差点 日産自動車のショールームのあるビルです。)
TEL.03-3571-7606

https://www.sony.co.jp/united/imaging/gallery/detail/190118/ 

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VOL.1197

2019年1月 6日 (日)

駅のたたずまい 14 アントワープ中央駅 ベルギー   服部一人

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ヨーロッパの大都市の駅はだいたい立派な建物が多いのだが、このアントワープ中央駅は、その中でも特にすばらしい。外観も荘厳な感じだが、駅舎内部で高い天井を見上げていると、凝った装飾と重厚な作りで大聖堂の中にいるような気分だ。

中央駅といえば、昔は東京の上野駅のように行き止まり式のホームが主流だったが、これだと運行上の支障があるので、建て替えや改装の時に通過式のホームを増設することがしばしばある。このアントワープ中央駅も同様で、現在は地下を含む3層構造のホームになっている。改装の際にも古い駅舎の一部を残してあるので、往時のターミナル駅の華やかさを今も感じることができる。

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地上にあるホームはがっしりした鉄骨の大屋根に覆われている。↑

地下にもホームがあり、こちらは通過式になっている。吹き抜けで地下ホームも明るい。↓

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今月なかばからの写真展では、このアントワープ中央駅など、欧州各国の駅のスナップショットを発表します。ぜひ、みなさまお越しください。

「駅・雑踏・トラム」   服部一人 作品展

2019年1月18日(金)〜1月31日(木) 会期中無休
11:00〜19:00

ソニーイメージングギャラリー銀座
104-0061
東京都中央区銀座5−8−1 銀座プレイス6階
(銀座4丁目交差点 日産自動車のショールームのあるビルです。)
TEL.03-3571-7606

https://www.sony.co.jp/united/imaging/gallery/detail/190118/ 

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FUJI X-T2, X100F, XF23/2, 35/2, 10-24/4                                              VOL.1193

 

2019年1月 3日 (木)

「Rail-On 謹賀新年号 4号車」   服部一人

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あけましておめでとう 写真展のご案内

新年あけましておめでとうございます。
年明け1つめの記事は写真展のご案内をさせてください。このたび今月18日より東京銀座で写真展をおこないます。

ヨーロッパの駅とトラム(路面電車)を題材にした旅のスナップショットです。鉄道そのものではなく、人と鉄道が作り出す日常や旅の鉄道情景を集めています。

寒い時期ではありますが、どうぞ皆さま、お友達、お知り合いなどお誘い合わせの上、ぜひご来場ください。私も週末や平日の午後など、できるだけ在廊するつもりです。

どうぞよろしくお願いします。

「駅・雑踏・トラム」   服部一人 作品展
2019年1月18日(金)〜1月31日(木) 会期中無休
11:00〜19:00
ソニーイメージングギャラリー銀座
104-0061
東京都中央区銀座5−8−1 銀座プレイス6階
(銀座4丁目交差点 日産自動車のショールームのあるビルです。)
TEL.03-3571-7606
https://www.sony.co.jp/united/imaging/gallery/detail/190118/

実を申しますと、グループ展を別にすれば、今回が初めてのデジタル写真による個展です。個展はいままで何度もやってきましたが、いずれもフィルムによる銀塩写真でした。さらに付け加えますと鉄道を題材にした個展も初めてです。鉄道写真は子供の頃から長くやってきましたが、これまで個展をしたことはありませんでした。というわけで50才も半ばを過ぎているというのに初体験が続きます。

ついでにもうひとつ付け加えますと、今回会場にて、展示に関連する動画を常時上映しています。ソニーの65インチ大型テレビで高細密で美しい4K動画が見られます。私は写真が本職ですが、こと鉄道に関しては、「動いて」 「音が出る」 動画というものに強い魅力を感じています。こちらもぜひご覧ください。

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VOL.1189

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