2019年8月15日 (木)

52席の至福 西武鉄道レストラン列車   服部一人

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芦ヶ久保に停車中の列車。ここで30分程度の休憩があり、乗客は近所の道の駅まで散歩に行けます。

先日、西武鉄道の人気レストラン列車「52席の至福」に乗ってきました。お昼のブランチコースでしたがとても満足。いい気分でした。外は猛暑ですが、涼しい車内で美味しいお料理とビール飲んで、流れる景色を眺めて過ごすのはまさに至福でした。

近頃はこういうレストラン列車はずいぶんと増えてきたけど、都心から気軽に乗れるというのはなかなか貴重です。京王とか小田急とか、そのほか関東の私鉄も同じような企画やってくれないかなぁ。

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オズモポケット                   VOL.1265



2019年8月 2日 (金)

やながわ希望の森公園の汽車   服部一人

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以前にも取り上げたが、福島県伊達市にある「やながわ希望の森公園」には小さな汽車が走っている。
地元の協三工業で製作された可愛いB型機関車は762ミリのナローゲージ。「さくら1号」と名付けられ小型の客車3両を引っ張って元気に走っている。

距離はそれほど長くないものの、雑木林を背景にして道路からも近く写真も撮りやすい。両端の駅にはターンテーブルもあり、常に正面向きで走ってくるのもありがたい。
乗車1回300円。はじめにゆったりと汽車に揺られ、それからのんびりと線路沿いを歩いて撮影した。

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Fuji X100f,  XF 23                  VOL.1261


 

 

2019年7月21日 (日)

トラムの走る町 42 シャルロア ベルギー   服部一人

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シャルロアはベルギー南部の工業都市。首都ブリュッセルから急行列車なら1時間くらいの距離だ。人口20万人ほどの都市だが、この町にもトラムが走っている。路線数4つ、総延長33キロあまりの比較的小規模なものだが、ここはかつてのビシナル(*)の路線の一部を踏襲しており、そのためか軌間は1000ミリのナローゲージとなっている。

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(*)ビシナルとはかつてベルギー全土に路線を持っていたメーターゲージの鉄道網。都市部ではトラムとして路面を走り、郊外に出るとインターアーバンとして近郊の町や村を結んでいた。全盛時には4,800キロを超える路線があり、当時のベルギー国鉄をしのぐほどの総延長だった。市街地は電化されトラムが走り、郊外には非電化区間がありディーゼルカーも走っていた。現在ではごく一部を除き、ほとんどが廃止されている。

Fuji X-T2, X100f  XF23, 35, 50                         VOL.1257

2019年7月 9日 (火)

トラムの走る町41 パリ フランス都市交通博物館

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フランスは欧州の中では比較的早くにトラムを廃止してしまい、都市交通の主役はバスとメトロになっていたが、昨今はエコロジーとバリアフリーの観点から各地でトラムが復活している。欧州の大きな都市にはたいてい交通博物館があり、古いトラムやバスなどを保存している。昨年パリを訪れた折、ここにも交通博物館があると知って出かけてみた。

博物館は今は使われていない古い車庫を利用したもので、往時の電車やバスが美しいコンディションで保存されている。僕はバスと電車では、とうぜん電車の方が好きなのだが、今回見学して強く感じたことは 「古いバスもいいもんだなぁ」 ということであった。電車であれバスであれ、昔のものはきれいだなぁと思った。特にバスの丸みのある車体はなんとも言えずレトロでいい雰囲気である。

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左側の重厚な電車は1927年製の地下鉄

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こちらは1896年製のスチームトラム

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こちら、詳細は不明ながら圧縮空気で動くトラムらしい。(1879年製)
手前の軌道自転車は1940年製で軌道に潤滑油を塗るための工事車両だったらしい。説明によれば急曲線の通過を円滑にするためにレールの内側に塗布したということらしい。

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Musée des transports urbains France 

フランス都市交通博物館  ガイドとアクセス

博物館はパリ近郊のChellesの町にある。パリ市内からだと近郊電車のRERのE線でGare de Magenta駅から約25分、またはSNCFフランス国鉄P線でパリ東駅(Gare de l’Est)から15分くらい。下車駅はChelles – Gournay駅。駅からは歩いても行けないことはないが約1キロくらい。駅前からバス便がある。113番のバスでDispensaire下車。開館は4月から10月までの毎月第3土曜日のみと少ない。(10−18時)ほかに年に数回のイベントデーにも開館する。入場料5ユーロ。ウエブサイトはこちら→https://amtuir.org/

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この日は「ヨーロッパ文化遺産デー」という記念日にちなんで開かれたイベントの日だったので、最寄りの駅前から会場までこんな素敵なバスが送迎用に使われた。ちなみに無料! このバスは1955年製のパリ市内を走っていたバス。動態保存されていてエンジン音も振動も昔懐かしいバスの味わい。

Fuji X-T2, X100f,  XF10-23, 23, 35   VOL.1253

 

2019年6月27日 (木)

駅のたたずまい 16 パリ北駅 フランス   服部一人

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   パリには大きなターミナル駅がいくつもあるが、パリの玄関口といえばやはり北駅ということになるだろう。スケールの大きさ、メインビルディングの壮麗さもさることながら、なによりTGVをはじめとする長距離優等列車が多いということもある。あのロンドン〜パリを結ぶユーロスターも北駅を発着している。いつもながら天井の高い、頭端式(行き止まり式)のホームは終着駅らしい風情がある。駅撮りをしていても飽きることがない。

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Fuji X-T2, X100f, XF23, 35                                                VOL.1249


2019年6月16日 (日)

成田ゆめ牧場 羅須地人鉄道協会ふたたび   服部一人

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先月、千葉のゆめ牧場で恒例の汽車の運転会に行ってきました。この日は午前中が赤い6号、午後からは新造の7号が登場。観光牧場の中の施設とはいえ、雰囲気は本格的なナローゲージの蒸気鉄道。いつものことながら熱心におつとめされているメンバーの方にも頭が下がります。天気もよく、新緑の美しい季節、気持ちいい一日を過ごしました。

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FUJI X100F,X-T3, FUJINON XF 23,35/2           VOL.1245

2019年6月 2日 (日)

ブログ開設7周年記念 トラムの走る町スペシャル 「チュアンのスチームトラム」 ベルギー 服部一人

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オープンデッキの客車もスチームトラムに合わせてグリーンで塗装されており、古典的な編成美を感じる。

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HL303という番号のこのスチームトラム、製造は1888年、2018年にレストアが完成した。

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クラシックな前照灯と、この保存団体の立派な紋章
 

みなさま、こんにちは。
いつも当ブログをご覧いただきましてありがとうございます。このブログも7周年、続けてこられたのはみなさまのご支援の賜物です。今後ともどうぞよろしくお願いします。

さて、普段から僕の三大好物は「蒸気機関車」「路面電車」「ローカル線(ナローゲージ)」などと、たびたび申してきましたが、7周年の記念記事はその三つを兼ね備えたスチームトラムです。

ベルギーにトラムとインターアーバンを合わせたような保存鉄道があり、そこでスチームトラムが復活するという話を耳にして、昨年現地を訪ねてきました。レストアされたスチームトラムが古典客車を牽く姿はとても美しく、渋いグリーンの車体が近づけば顔が映るほどピカピカに磨かれていました。スカートのせいでロッドや動輪の動きは見えませんが、走り出せば、音も匂いもまさしく蒸気機関車でした。

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この保存鉄道は電化区間と非電化区間の両方を持っていて、たくさんの電車とディーゼルカーも走らせている。この日はイベントデーなのでお客も多く、ビンテージカーでやってきたグループもいた。

アクセスとガイド

この鉄道はASVi(Association pour la Sauvegarde du Vicinal ビシナル保存協会)というところが運営している。ビシナルとはかつてベルギー全土に路線を持っていたメーターゲージの鉄道網。都市部ではトラムとして路面を走り、郊外に出るとインターアーバンとして近郊の町や村を結んでいた。全盛時には4,800キロを超える路線があり、当時のベルギー国鉄をしのぐほどの総延長だった。市街地は電化されトラムが走り、郊外には非電化区間があり、ディーゼルカーや、かつてはスチームトラムが走っていた。現在ではごく一部を除き、ほとんどが廃止されているが、この鉄道のように保存鉄道として残されているところもある。

この鉄道は首都ブリュッセルの南方、シャルロワ(Charleroi)の近郊、トゥアン(Thuin)という町にある。ブリュッセルからシャルロワ南駅までは急行列車で1時間くらい。そこから支線に乗り換えて約15分ほどでトゥアンに着く。この支線は本数が少ないので要注意。

トゥアン駅は無人駅で町の北のはずれにある。駅を出たら道沿いに歩くとすぐに大きな川(Sambre川)があり、これを渡ったところの川沿いに町並みが広がり、これがトゥアンの中心街である。なかなかきれいな町で丘の上には古城もあり、シーズンの週末にはけっこうな数の観光客で賑わう。この町のメインストリートにはトラムのレールがあり、これに沿ってまっすぐに進み、町並みが途切れたあたりに車庫が見えてくる。

営業はおもに4月から11月までの週末など。11−18時で車庫内の博物館と車両の運行がある。一部の日程では運行はなく博物館の開館だけの日もあるので要注意。スチームトラムはイベントなどの特別な日のみ運行する。詳細はこちら→http://www.asvi.be/en/index/index.htm

Fuji X-T2, X100f,  XF23, 35, 50 VOL.1241

 

2019年5月21日 (火)

駅のたたずまい 16  アンリ・カルティエ=ブレッソンの 「サン・ラザール駅裏」 フランス

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パリにいくつかあるターミナル駅のうち、サン・ラザール駅はおもに近距離の電車が発着するわりと地味な駅である。訪れたのがお昼過ぎという時間帯だったせいか、ガランとした長いホームには人影は少なかった。明り取りのある大きな屋根がかかり、気持ち良い風がホームを吹き抜けていた。

この駅に来た目的は実は駅の裏にあった。サン・ラザール駅といえばアンリ・カルティエ=ブレッソンの作品「サン・ラザール駅裏」である。水たまりを男性が飛び越えようとしている写真は有名だ。かねてより、この撮影現場を訪れてみたいと思っていたのだ。

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線路をまたぐ跨線橋を渡って裏手の方に回ると、アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真で見覚えのある風景はすぐに見つかった。右が1932年に撮影された有名な「サン・ラザール駅裏」 左が最近の様子だ。特徴的な駅の大屋根はほぼそのまま。鉄の柵も同じデザインである。80年以上前の戦前に撮られた写真だが、現代でも場所の雰囲気はよく残っている。

かつて、若きアンリ・カルティエ=ブレッソンがライカを首から下げ、きっとこのあたりに立っていたのだ。彼はライカに50ミリだったが、21世紀の僕は最新のデジカメを使い、彼の作品に敬意を表して、軽く一礼してからシャッターを切った。

 

Fuji X100f,  XF23/2                  VOL.1237

2019年5月 9日 (木)

連休中の多摩川   服部一人

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先日の10連休、いい陽気につられて多摩川に出かけてみた。河原で缶ビールを飲みながら鉄橋を渡っていく電車を眺める。ここは複々線区間だから次々に電車が通る。うたた寝しそうになっていたのだが、遠くで聞こえる雷の音で目が覚めた。

小田急線和泉多摩川 FUJI X-T3 XF16-55/2.8 VOL.1233

2019年4月28日 (日)

トラムの走る町 40 リールの保存電車 フランス   服部一人

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リールはフランス北部、ベルギー国境に近い都市だ。この町には郊外に向けて新しいトラムが走っているが、今回紹介するのはそちらではない。市内デュール川の河川敷にある古い電車の保存運転である。

戦前の古い電車をレストアした車両が通常は2両交代で走っている。河川敷は線路に沿って遊歩道があり、ジョギングやサイクリング、のんびりと散歩を楽しむ人々が集まっている。その脇をチンチンと鐘を鳴らしてのどかに電車が走る様子はほのぼのとした風情だ。河川敷は単調な景色かと思ったが、住宅の脇を通ったり、森の中や公園の横を走ったりと、意外に多彩な風景で半日あまりの滞在を十分に堪能した。

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アクセスとガイド
リールまではパリやベルギーからTGV、特急列車などが走っている。Lille Flandres駅前からバスに乗り現地まで向かう。L1番系統に乗ればWambrechies Mairieというバス停で下車。なかなかオシャレな街でレストランやカフェがいろいろあって寄り道したくなるが、そこを我慢して大きな橋で対岸に渡れば保存電車のVent de biseという電停が橋のすぐ下にある。もうひとつは88番のバスに乗り、Mirie またはTouquetバス停で下車、川に向かって10分ほども歩けば電車の起点のPont Mabille電停に着く。

運行は4月から9月までの毎週日曜日の午後。夏のシーズンはこれに加え水曜日も走る。だいたい14時から18時過ぎまで1時間に2本程度の電車がのんびり走っている。運賃は往復大人5ユーロ。

Fuji X-T2, X100f,  XF23, 35, 50 VOL.1229

 

 

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